復活のハミルトン、メルセデス勢に割って入る予選2番手。ウルフ代表「彼はマシンが合っていれば侮れない存在」……注目はスタート?
メルセデスのトト・ウルフ代表は、バルセロナ・カタルニアGPでルイス・ハミルトンが大きな脅威となり得ると語った。
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、F1バルセロナ・カタルニアGPの予選でメルセデス勢に割って入る2番手に食い込んだルイス・ハミルトン(フェラーリ)について、決勝レースでは厄介な存在になるだろうと警戒している。
7度のワールドチャンピオンであるハミルトンは、フェラーリ移籍初年度の昨年はキャリアで初めて決勝レースでの表彰台がないシーズンとなったが、今季は好調。第2戦中国GPで3位に入ると、カナダ、モナコでは連続して2位に入り、不運が続いたジョージ・ラッセル(メルセデス)を抑えてランキング2番手につけている。
バルセロナ・カタルニアGPの予選でも、ハミルトンは今季5連勝中のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)を上回り、ポールポジションのラッセルからもわずか0.064秒差の2番手タイムを記録してみせた。まさに完全復活といった印象だが、かつてハミルトンと共に黄金時代を築いたウルフ代表も、Sky Sports F1のインタビューでハミルトンについて問われた際、十分に警戒すべき存在だと説明した。
「私の旧友だ。彼にまだ速さがあるのか疑問視する声もあったが、私は常に『彼が正しい精神状態にあり、マシンが合っていれば侮れない存在だ』と言ってきた」
ウルフ代表はそう語る。
「彼のことは必ず計算に入れなければならないし、まさに彼はそういった仕事をした。最後にほんのわずかなミスがなければ、我々より0.15秒ほど速かったはずだ」
フェラーリ移籍後初優勝がかかるハミルトン。メルセデスとしてはレースペースに自信を持っているが、一方でスタートでは小径ターボのフェラーリに分があるのは周知の事実。ウルフ代表も、スタートでハミルトンにトップに立たれてしまうと厳しい展開になると述べた。
「レースはタイヤのデグラデーション(性能劣化)が鍵になると思う。我々も昨日のロングランではかなり良かったが、すべてはスタート次第だ」
「もしスタートでルイスが前に出れば、誰にとっても厳しい展開になるだろう。どうなるか非常に興味深いね」
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