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メルセデス代表、チーム内バトル経験した”先輩”としてマクラーレンにアドバイス「ルールを確立する必要がある」

メルセデスのトト・ウルフ代表は、F1カナダGPで起きたマクラーレンの同士討ちを受けて、チーム内のライバル関係をどう扱うべきかアドバイスした。

Toto Wolff, directeur de Mercedes-AMG F1 Team, Zak Brown, PDG, McLaren Racing

Toto Wolff, Team Principal and CEO, Mercedes-AMG F1 Team, Zak Brown, CEO, McLaren Racing

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 メルセデスのトト・ウルフ代表は、F1カナダGP終盤に起きたマクラーレン2台の同士討ちを受けて、”経験者”の立場からアドバイスを贈った。

 現状、最速のマシンを持っていると見られているマクラーレンだが、カナダGPでは苦戦気味で、レース終盤2台とも表彰台圏外を走っていた。そして67周目、4番手を走っていたオスカー・ピアストリにランド・ノリスがオーバーテイクを仕掛け、ホームストレートで接触。ノリスがリタイアに終わった。

 マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは以前、チャンピオン争い真っ只中のふたりがいつか衝突することは「避けられない」と述べていたが、恐れていた事態が起きてしまったのだ。

 2016年にルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの激しいチーム内バトルを経験したメルセデスのトト・ウルフ代表は、チャンピオンシップをリードするチームメイトを追い抜こうと必死になってクラッシュしたノリスを見て、「この映画は以前見たことがある」と冗談を言った。

「私は俳優としてその場にいた」と、ウルフは2016年の激しいチャンピオン争いを重ねた。

「ドライバーたちはチャンピオンシップ獲得を目指して調整しているし、コンディションを整えている。だからそれは難しい事態だ。特にF1ではね」

Lando Norris, McLaren

Lando Norris, McLaren

Photo by: James Sutton / Motorsport Images via Getty Images

 ウルフは、マクラーレンがドライバーたちをコントロールしたいのであれば、早期に「ルールを確立する必要がある」と述べた。

「それがここでのポイントだ。どのように進めるかを明確にすることだ」

「コンストラクターズ選手権も自チームの手中にある場合、明らかに複雑さが増す。なぜなら、そうではないのなら『まて、我々はコンストラクターズ選手権を選手権を勝ち取る必要がある。ポイントを獲得する必要がある』と主張できるからだ」

「しかしこの場合、彼らはすでに圧倒的なリードを築いているため、彼らがそのコンストラクターズタイトルを獲得するかどうかは問題にならない。したがって、確かに難しい状況だ」

 2016年のメルセデスと今季のマクラーレンの最大の違いは、関与するドライバーの姿勢にあると言えるだろう。ハミルトンとロズベルグが火花を散らし合うライバルだったのに対し、少なくとも現状ノリスとピアストリはお互いをリスペクトしていると口にしている。

「ドライバーのキャラクターは我々の時と比べて非常に異なるモノになっている。この件について理解するには強力なマネジメント体制が必要だ。だが我々は実践を通じてそれを学んだし、このチームも必ずその課題を克服するだろう」

 ノリスとピアストリは、どれだけ競争が激化したとしても、ポジティブな関係を維持することの重要性について率直に語ってきた。

 実際、クラッシュ直後にはノリスがすぐさま責任を認め、無線で謝罪。チームを失望させたことを後悔していると述べた。

「このような形でチームを裏切り、今日のような場面で自分を恥じるような行動を取ったことに対し、深い後悔を感じている」

「僕たちの第一のルールはチームメイトと接触しないことだ。それが僕のやったことだ。マクラーレンは僕の家族だ。毎週週末、彼らのためにレースをしている。彼らのために良い結果を出そうと努力している。自分自身の為よりも、彼らのために努力している」

「僕にとって、これが最も辛い感情だ。だから、当然ながら、彼ら全員とオスカーにも謝罪する必要がある。彼は起こったことに完全に満足していないだろう。もし逆の立場なら、僕も同じように感じるだろう。だから、再びそのようなリスクを冒したことに彼に謝罪しなければならない。彼はその時点まで僕と公平に、そして接近してレースを続けてくれた。それが望ましいことだ」

 ノリスは現在、ピアストリに22ポイント差をつけられている。この点差がもっと開いたら、あるいは終盤にもっと僅差になったら……それでもふたりの友情とリスペクトは保たれるだろうか? 今はまだふたりに比較的自由にレースをさせているマクラーレンにも、手綱を引く時が来るのだろうか。

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Emily Selleck
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