モントーヤ、トラックリミット問題が「今季のF1タイトル争いの魅力を損なっている」と語る

元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンによるタイトル争いを楽しんでいるものの、トラックリミットに関する議論がその魅力を損なっていると考えているようだ。

モントーヤ、トラックリミット問題が「今季のF1タイトル争いの魅力を損なっている」と語る

 元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤは、WEC(世界耐久選手権)に参戦しているドラゴンスピードUSA21号車のドライバーとしてLMP2クラスを戦っているが、F1に関してはルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)によるタイトル争いをファンと一緒に楽しんでいるという。

 しかしこれまでの3レースでトラックリミットが議論の的になることが多かったことで、そのふたりの素晴らしいバトルの価値が損なわれているとモントーヤは感じているようだ。

 第3戦ポルトガルGPでは、フェルスタッペンがトラックリミット違反で予選ベストラップを抹消され、決勝でもファステストラップのボーナスポイントを逃す結果となった。

 これについてレッドブルでモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、F1はトラックリミットに対するアプローチを変える必要があると主張している。

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 Motorsport.TV Liveの独占取材に応じたモントーヤは、F1タイトル争いについて次のように語った。

「素晴らしいことだと思うよ。ふたつのチームが争っているのは、テレビで見る上でも素晴らしいことだ」

「ここ2、3年のF1にはそれが少し欠けていたと思うんだ。レッドブルとメルセデスという2つのチームがあのように戦うのを見るのは、とても楽しい」

「でもトラックリミットに関しては、ちょっと物議を醸し過ぎだと思う。ランオフなどでコースをより安全にしようとしているのはわかるが、コントロールするのはとても難しいし、なぜそれが許される時もあれば、だめな時もあるのかを理解するのは難しい」

「判断を下すのはとても難しい。この問題に取り組んでいるスチュワードを、羨ましいとは思えないね」

 しかしモントーヤは、これまでの3レースでトラックリミットのペナルティを受ける側だったレッドブルがフラストレーションを溜めていることで、メルセデスを倒すという決意がますます強まっていると考えている。

「レッドブルが怒りのレベルを上げていると思うので、僕は興奮しているんだ」

「彼らは本当にメルセデスを倒したいと思っていて、それが見ていてクールなんだ」

「マルコはあまり忍耐強い人ではないし、マックスもそうだと思う。だから彼らにチャンスが来たら、その時は頑張るだろう」

 しかしモントーヤは、ハミルトンの高いスキルと幸運が相まって、フェルスタッペンにとっては手強い存在になると考えている。ハミルトンはイモラで行なわれた第2戦エミリア・ロマーニャGPでコースアウトしたが、直後に赤旗が出て周回遅れにならずに済み、見事な追い上げで2位を獲得しているのだ。

「イモラを見てほしい。彼(ハミルトン)は大きなミスをして、レーストラックを外れてしまった」

「その後、彼にとって幸運にも赤旗でレースが中断され、適切なポジションにつき、そのチャンスを活かして2位になった。それだけの運と才能があるルイスに、どうやって勝つんだ? それはとても難しいことだよ」

 
 

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