走行で破損した”問題の縁石”、夜を徹して修復。今週末の撤去は無し?

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走行で破損した”問題の縁石”、夜を徹して修復。今週末の撤去は無し?
Scott Mitchell
執筆: Scott Mitchell
2018/11/24 1:31

アブダビGPのターン20外側に設置されたかまぼこ状の縁石は、夜を徹して修復作業が行われたが、撤去はされないようだ。

 F1最終戦アブダビGPのフリー走行でダメージを受けてしまった縁石は、夜間作業で修復されたものの、撤去は検討されていないようだ。

 今年のグランプリに先立ちトラックリミットを遵守させるため、ヤス・マリーナ・サーキットの最後の2コーナー、つまりターン20とターン21の外側に高さ50mmの長い縁石が追加された。

 しかしフリー走行でF1マシンがこの縁石を踏むと、徐々にコンクリートが剥がれ落ちてしまった。さらに当該コーナーでワイドになってしまったマシンが、この縁石の上を亀の子状態で滑っていってしまうケースもあった。F1の選手会組織、GPDAの会長でもあるロマン・グロージャン(ハース)は、この縁石はF1基準ではないと批判した。

 エステバン・オコン(フォースインディア)も、この縁石のクオリティが高くないと語った。

「明日はもっと良くなっているべきだと思う。しかし、あれほど高くなっている必要はない」

「あれに乗れば、おそらくタイムを失うことになるだろう。でも何かが壊れて問題が発生するかもしれない。そうなったら危険だ」

 motorsport.comの調べによると、来年に向けては縁石の高さが低くなる可能性が高いものの、金曜日夜の修復作業で変更が行われることはなく、週末を通してこの縁石が変更される予定はないようだ。

 トロロッソのブレンドン・ハートレーはこの縁石について、好ましいと思っているものの、かなり攻撃的だと認めた。

「トラックリミットをもっとリスペクトしなければならない」

「僕はそれに大賛成だ。でも少し高すぎるかもしれない。特にそれを乗り越える時は事実上、見ていること以外何もできなくなることもあるだろう」

「マシンが不必要なダメージを受けないように、その縁石を踏まないようにしなければならないんだ」

 一方で、ハートレーのチームメイトであるピエール・ガスリーは、グロージャンのコメントを支持。先週末のF3マカオGPで起きたソフィア・フルーシュの大クラッシュを例に挙げ、F1はかまぼこ状の縁石を全体的に再検討するべきだと話した。

「僕たちは(ドライバーズブリーフィングで)マカオで起きたクラッシュについても話し合った」とガスリーは話した。

「あのケースでは、かまぼこ縁石でマシンが空に跳ね上げられてしまった」

「僕たちはあの縁石ではなく、他の選択肢を検討すべきだ。他のトラックでも同じだけど、マシンが滑っていってあの縁石に当たってしまえば、マシンが空を飛んでしまう」

「それはマシンがトラックを外れるのを防ぐことはできるが、かなり危険な事態も生んでしまう」

Work performed on the kerbs at night after Friday practice 2

Work performed on the kerbs at night after Friday practice 2

Photo by: Jon Noble

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シリーズ F1
イベント アブダビGP
執筆者 Scott Mitchell