F1 ベルギーGP
レッドブル角田裕毅、ピットストップの“連絡ミス”でF1ベルギーGP入賞逃す「呼び込むのが遅すぎた」と批判
レッドブルの角田裕毅は、F1ベルギーGP決勝でウエットタイヤからスリックタイヤに履き替える判断が遅れて入賞の機会を逃し、「非常に悔しいです」と振り返った。
滑川 寛 Ben Vinel
編集: 2025/07/27 17:40
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Oliver Bearman, Haas F1 Team, Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team
写真:: Peter Fox
F1ベルギーGP決勝でレッドブルの角田裕毅は、ピットタイミングが遅れたことで大きくポジションを失い入賞を逃したとして、苛立ちをあらわにした。
角田はウエットからドライへと路面が急速に乾いていく44周のレース序盤、予選順位通りの7番手を走行していた。
11周目終わりには後方を走っていたドライバーがスリックタイヤへと交換し、ミニセクターによっては全体ベストをマーク。トップチームもこれを見てか、ドライバーをピットに呼び込んだ。
レッドブルはこのタイミングで4番手を走っていたマックス・フェルスタッペンをピットに呼び込んだが、角田はそれから1周遅れでのピットイン。既にインターミディエイトタイヤのデグラデーション(性能劣化)は激しく、舞台のスパ・フランコルシャンは全長7.004kmと長いことから、多くのドライバーにアンダーカットを許した。
「非常に悔しいです」
決勝レースを13位で終えた角田は開口一番そう語り、12周目のピット入口を過ぎたタイミングでチームからタイヤ交換の指示が来たとして、コミュニケーション面でのミスがあったと批判した。
「これはタイヤ交換の連絡ミスみたいなモノから始まりました。彼らはピット入口をもう過ぎた、本当に遅すぎるタイミングで呼び込んだんです」
ウエットからドライへのターンオーバーが起こった当時の状況を振り返ってみると、マクラーレン勢は2台が並んで走っていたことからダブルピットストップ敢行を嫌い、首位オスカー・ピアストリの後方を走っていたランド・ノリスを1周遅れでピットに入れた。ノリスはタイムをロスしたものの、それまでに築いていた貯金もありポジションを守ることができた。
一方でレッドブル2台のピットストップ前のギャップは約9秒。同じ周回でロスなくダブルピットストップもできたはずだった。
「こういう長いサーキットでは1周が非常に重要なんですけど、残念ながらチャンスを失ってしまいました」
そう続けた角田。ピットストップでポジションを大きく下げた後は、ダウンフォースを増したセットアップを選んだことが裏目に出て、ペースが優れないアルピーヌのピエール・ガスリーを抜くに抜けず“DRSトレイン”状態で身動きが取れなくなってしまった。
そして最終的には、後方乱気流を受け続けた角田のタイヤが先に音を上げ、後ろを走っていたハースのオリバー・ベアマンや、2ストップ戦略を採ったキック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグに交わされて13位フィニッシュとなった。
「4〜5ポジションを失い、ピエールの後ろで動けなくなってしまいました」と角田言う。
「彼をオーバーテイクしようと全力を尽くしましたが、残念ながら、それはできませんでした」
また角田はこうも語った。
「直線スピードには苦労しました。残念ながら、オーバーテイクするだけのスピードがありませんでした」
「ラップを通じてベストを尽くしましたが、またタイヤがダメになってしまいました」
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