角田裕毅、”予想外”の予選Q2進出で14番手「良いラップだったから余計に悔しさが増す」
アルファタウリの角田裕毅は、F1開幕戦バーレーンGPの予選を14番手で終えた。自身のパフォーマンスには満足しているものの、却って悔しさが残る結果となったと語った。
アルファタウリの角田裕毅は、F1開幕戦バーレーンGPの予選でQ1を突破し、14番手となった。フリー走行では苦戦しFP2で18番手、FP3でも16番手だったことを考えると、これは予想以上の結果だったようだ。
予選のQ1でアルファタウリは、角田とニック・デ・フリーズに3セットの新品ソフトタイヤを使わせ、Q2突破を試みた。その結果、デ・フリーズが1分32秒121で19番手となった一方で、角田は1分31秒400をマークし、Q1突破を果たした。
しかし角田に残された新品のソフトタイヤはこれで”品切れ”。予選を通して路面が改善しタイムが上がっていった状況で、Q2をユーズドタイヤで走らなければならない不利もあって、角田は14番手で予選を終えた。
「予選でのパフォーマンスにはかなり満足していると言えるでしょう」と、角田は予選を振り返った。
「Q2進出は全く予想していませんでした。だからQ1で8番手になれたのは本当にポジティブなことでした」
「Q2では新しいタイヤを装着することができなかったので、少し後退してしまったけれど、全体的にはポジティブでした。正直なところ、あのラップはいい感じでした。だから余計、悔しさが増してしまいました。僕がQ1で記録したタイムでQ3にも進出できそうだったからです」
「フリー走行でのパフォーマンスを考えれば、良いことだと思います。チームも素晴らしいカムバックでした。良い方向に進んでいます」
たしかに角田のQ1ベストタイムをそのまま持ってくると、12番手に位置する。たらればにはなるが、路面コンディションの改善を踏まえれば、もし角田に新品のソフトタイヤが残っていればQ3進出の可能性もあったかもしれない。一方でQ1で好タイムを出せたのは、3セットのタイヤを使ったからだとも言える。
フリー走行から予選で競争力を上げた理由について聞かれた角田は、次のように答えている。
「結局のところ、3セットのニュータイヤを履いただけなんですけど(笑)。たぶん、僕たちは他のチームのプログラムと足並みが揃っていなくて、燃料を余分に積んだ状態でライバルと比較をしているんだと思います。そのせいで、少しパフォーマンスが低く見えているのかもしれません」
「でも同時に、やはりパフォーマンスは中団のトップから少し離れています。まだ一貫性がなくて、グリップも少し足りません。だから中団やそのトップと戦うためには、できるだけ早くパフォーマンスを見つけなくてはいけません」
「中団は本当にタイトで、予選では常に100%のパフォーマンスを発揮する必要があります。でも同時にもう少しコンフォートゾーンが欲しいと思っています。Q1で毎回タイヤを3セット使うようなことはしたくありません」
角田にとってバーレーンは、デビューから2年連続でポイントを獲得している相性の良いコース。決勝でのポイント獲得を目指すと意気込んだ。
「明日のスタートは予想していたよりも少し良いポジションにいることができます。だからすべてをまとめあげて、ポイント獲得を期待しています」
「実はロングランではこのコンディションできちんと走れなかったので、実際には分かりません。でももう少し良いバランス、そして予想以上に良いペースになることを願っています」
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