角田裕毅、F1アメリカGP予選でQ3進出逃した悔しさ反面「11番手は悪くないスタート位置」
アルファタウリの角田裕毅はF1アメリカGPの予選で11番手。彼はトップ10圏内からのスタートが見えていただけに悔しさも見せた。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開幕したF1アメリカGP。グランプリ初日に行なわれた決勝レース向けの予選で、アルファタウリの角田裕毅は11番手となった。
角田はこの結果を、マシンからポテンシャルを最大限引き出せたと捉える一方で、あと一歩あればトップ10圏内からスタートできていたはずだと悔しさをにじませた。
アルファタウリは3連戦の初戦となるアメリカGPに大型アップデートを投入。フロアやボディワーク、リヤコーナー、シャシーなど様々なパーツが刷新された。
スプリント形式での開催により、アップデートの効果確認と最適化を行なう時間は1回のフリー走行に限られたものの、角田はQ1を5番手で通過すると、Q2では11番手。トップ10入りまであと0.018秒差というところまで迫り、マシンパフォーマンスの改善を感じさせる結果となった。
Q3進出こそ逃したものの、決勝レースを11番手から迎えるのは「悪くない」と角田は考えている。
「自分のパフォーマンスには満足していますが、自分のドライビングでわずかな違いを生めていればQ3に進出できたとも思うので、悔しい気持ちもあります」
角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「ただ僕の上には2台揃ってトップ10入りをしているチームもあるので、今回のクルマからパフォーマンスは引き出せたと思っています」
「入賞も近いので、11番手は悪くない決勝スタート位置なので期待しています」
「僕らのレースペースはFP1で悪くなかったので、明日(土曜日)と日曜日に向けてポテンシャルはあります」
また、今回のアメリカGPではチームメイトのダニエル・リカルドが戦線復帰。ここ5戦は怪我により欠場を強いられていたリカルドにとって、復帰戦がいきなりのスプリント形式というのはトリッキーだったはずだと角田は語った。
「ダニエルが戻ってきてくれて良かったです」
「スピードを上げていく時間が沢山ある訳ではないの、FP1を終えてすぐ予選に臨むのは簡単なことではありませんが、彼はいい仕事をしてくれましたし、良いフィードバックもしてれくれました。だから僕らが11番手で終えることができたんです」
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