レッドブル角田裕毅、予選Q3進出の目標クリアに満足。ポール獲得フェルスタッペンから0.7秒差も「隊列の先頭でなければ……」
レッドブルの角田裕毅はF1イタリアGPで3戦ぶりの予選Q3進出。最低限目標はクリアすることができたとして「概ね満足している」と語った。
Yuki Tsunoda, Red Bull Racing
写真:: Mark Thompson / Getty Images
F1イタリアGPの予選で10番手となったレッドブルの角田裕毅は、目標であったQ3進出を果たし「概ね満足している」と振り返った。
フリー走行ではタイムに浮き沈みがあった角田だが、予選がスタートするとチームメイトのマックス・フェルスタッペンに0.1〜0.3秒差で接近するタイムを安定してマーク。Q1で4番手タイム、Q2を10番手タイムで通過した。
迎えたQ3。角田は最初の計測でユーズドタイヤを履いて9番手につけ、最後の計測では新品に履き替えて望んだが1分19秒519。Q2突破タイムである1分19秒433を下回り、最終的にポールポジションを獲得したフェルスタッペンから0.727秒差の10番手に終わった。
Q3で余力を残してしまったと感じているか? と尋ねられた角田は、Q2とは状況が異なり、Q3最終アタックではスリップストリーム(トウ)が得られずコンマ数秒を失ったと明かした。
「僕としては、あまりそうは感じていません。Q3ではスリップストリームを得ることができませんでした。こういったタイプのサーキットでは伝統的に、スリップストリームの流れがちょっと欲しいものですが、Q3では隊列をリードすることとなり、望みとは真逆になってしまいました」と角田は言う。ただ予選セッション全体としては満足しているようだ。
「最終的にはパフォーマンスには概ね満足しています。Q3進出は長らく僕が望んでいたことですし、全体的にハッピーです」
レッドブルは今回のモンツァに向けたフロア中心のアップデートでフェルスタッペンを優先。角田はチームの判断を受け入れているものの、パッケージに多少の差があることも認識している。
Max Verstappen, Red Bull Racing, Yuki Tsunoda, Red Bull Racing
写真: Rudy Carezzevoli / Getty Images
マシンパッケージ差による影響を尋ねられた角田は、次のように答えた。
「確かに(フェルスタッペンから)0.7秒落ちですが、僕は隊列の先頭にいて(スリップストリームが得られれば)コンマ数秒は改善できたはずです。実際Q2ではマックスの後ろを常に走って0.2秒差というのを証明しました。スリップストリームなど全てを活用できましたからね」
「アップデートの差がどれほどかは分かりませんが、大きな差ではないと思います。細かい部分ではあると思います。ただ、こういう接近戦では細かい差が常に大きな違いを生みます」
「とはいえ僕にとってはQ3が目標だったので、これで良いんです」
そして角田は日曜日の決勝レースに向けて、ハイダウンフォース仕様のパッケージで走った直近2戦と比べてマシンの感触は良いと期待感を語った。
「数字上は良さそうです。ハイダウンフォース仕様だった直近2戦と比べておそらく、FP1を若干良い形でスタートできました。ただ同時にまだ、まったくもって簡単というわけではありません。バランスは依然としてかなりガタガタですし、一貫性がありません」
「しかしこのチームがこれだけのタイトルを獲得してきた理由、エンジニアが協力してセッションごとに調整し、このマシンをどう速く走らせるかというのを見るとかなり驚かされます。僕としてはそれを最大限に活かせて満足しています」
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