F1 オーストラリアGP

角田裕毅、F1オーストラリアGP初日は”あわや大クラッシュ”。アルファタウリ側は「予期せぬスナップ」が原因と説明

アルファタウリの角田裕毅は、F1オーストラリアGPのフリー走行1回目であわや大クラッシュというコースオフを喫したが、これについてチーム側は「予期せぬスナップがあった」と説明している。

編集: 2023/03/31 12:50

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Yuki Tsunoda, Scuderia AlphaTauri

 アルバート・パーク・サーキットで開幕したF1第3戦オーストラリアGP。アルファタウリの角田裕毅は、グランプリ最初のセッションであるフリー走行1回目で大きなコースオフを喫したが、これについてチーム側は、予期せぬ“スナップ”(=スナップ・オーバーステア。突如リヤのグリップを失うこと)があったと説明している。

 FP1のセッション折返しを過ぎた頃、ソフトタイヤを投入した角田はターン1への進入でリヤを流し、コースオフ……速度が充分に落ちきっていなかったこともあり、マシンはアウト側の縁石を乗り越え、ランオフエリアの芝生とグラベルを後ろ向きに滑り、飛び跳ねた。

 幸い角田はマシンをウォールに当てることはなく、確認のためにコース上を走ってマシンをガレージに戻したが、飛び跳ねた衝撃によってフロアにダメージを負ってこのセッションを17番手で一足早くに終えている。

関連動画:

 アルファタウリでチーフレースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズは初日の走行を振り返る中で、角田のスピンについてチームを介し次のように説明している。

「メルボルンでの金曜日は、簡単にはいかなかった」

「FP1は2台ともにミディアムタイヤを履かせて、ユウキに新しい空力パーツを試すという、計画通りのスタートだった。ここではいつもそうだが、セッション中に(路面の)グリップレベルが大幅に向上し、ラップタイムが1周ごとに上がっていった」

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT04

Photo by: Glenn Dunbar / Motorsport Images

「我々のパフォーマンスは妥当なモノだと思う。そこでソフトタイヤを装着し、さらにグリップが向上することを期待したが、両ドライバーとも上手くはいかず、改善されることはなかった」

「実はユウキはターン1への進入で予期せぬスナップがあって、マシンのコントロールを失った。さらにアウト側の縁石に接触してフロアを痛め、修復する時間がなくてそのままセッションを終えることとなった」

 F1オーストラリアGP初日では、FP1でFIAタイヤモニタリングシステムにトラブルが発生したことで各チームが使用するGPS測位システムに影響を受け、コース上でのトラフィックが多発。FP2では、セッション中の降雨によりガレージでの待機を強いられるなど、多くのドライバーがドライコンディションでの走行機会を失うこととなった。

 その中でも、角田は11番手となったFP2でのパフォーマンスに満足しているという。

「FP1はリヤに苦戦し、厳しいスタートとなりましたが、FP2のパフォーマンスには満足しています」

 そう角田は説明する。

「FP1ではGPSの問題でトラフィックが発生し、そのせいで最終セクターでは大きく減速せざるを得ませんでした。それでアタックラップを始めた時にタイヤの温度が上がりきっていなくて、グリップ不足に苦しみました」

「他チームと比較して、僕らがどのポジションにいるのか正確には分かっていませんが、チームとしてやるべきことや、土曜日に向けて全てをまとめ上げることに集中していきます」

「中団グループはタイトなので、小さなミスでも代償は大きいですが、マシンは昨年よりも良くなっています。データを確認して、明日に向けて何ができるかを考えていきます」

 なおグランプリ2日目に向けて、エドルズは次のように意気込んでいる。

「予選日と決勝日に向けて、一晩で考えなければならないことが沢山ある」

「予定されていた作業を全てこなすことはできなかったから、土曜日はギャップを埋めるために忙しいFP3に迎えると思う」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 【動画】角田裕毅、F1オーストラリアGP FP1で大スピン! なおもマシンダメージは免れる

次の記事 メルセデスF1、マシンアップデートの早期投入を否定……早くても第6戦エミリア・ロマーニャGPか? ウルフ代表語る

More from

角田 裕毅



ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

4 日前

ハジャー、手首の怪我癒えF1復帰。角田裕毅は再びリザーブに……レーシングブルズが感謝「とても貴重なポイントを獲得してくれた」



人生を楽しめていなかった……角田裕毅、キャリアで最も辛いレッドブルでの1年「だからこそ自分自身を深く見つめられた」

F1

F1

スペインGP

9 日前

人生を楽しめていなかった……角田裕毅、キャリアで最も辛いレッドブルでの1年「だからこそ自分自身を深く見つめられた」



角田裕毅のF1スペインGPは、スタート直後に全て終わる「できることは、何もなかった……楽しくなかった」

F1

F1

スペインGP

13 日前

角田裕毅のF1スペインGPは、スタート直後に全て終わる「できることは、何もなかった……楽しくなかった」

More from

レーシングブルズ



アゼルバイジャンGPでも角田裕毅の出番はあるのか? レッドブル、ハジャーの「回復は順調」と言及……最終判断は1週間後に

F1

F1

スペインGP

11 日前

アゼルバイジャンGPでも角田裕毅の出番はあるのか? レッドブル、ハジャーの「回復は順調」と言及……最終判断は1週間後に



予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」

F1

F1

スペインGP

13 日前

予選Q3進出で10番手のリンドブラッド、FP2でのクラッシュが妥協強いるも「自分を責めるつもりはない」



2026年のF1はドライバーの腕はあまり関係ない?……フェルスタッペンの主張に角田裕毅「自分は良い仕事をしたと思っています」

F1

F1

スペインGP

15 日前

2026年のF1はドライバーの腕はあまり関係ない?……フェルスタッペンの主張に角田裕毅「自分は良い仕事をしたと思っています」

最新ニュース



本当にごめんなさい……コラピント、多重クラッシュの被害者ガスリー&ノリスに謝罪。次戦でペナルティ消化へ

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

本当にごめんなさい……コラピント、多重クラッシュの被害者ガスリー&ノリスに謝罪。次戦でペナルティ消化へ



あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

10 時間前

あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」



トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」

WEC

WEC WEC

Fuji

14 時間前

トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」



フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

14 時間前

フェルスタッペン、予選でクラッシュのアントネッリを擁護「みんな彼が何歳なのか忘れている」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録