Q1敗退の角田裕毅、『同じクルマか疑問』発言を謝罪。「自分のパフォーマンス不足に腹が立っていた」
アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、F1スペインGP予選でQ1敗退を喫したあと、マシンが同僚のガスリーと「同じクルマか疑問」と語ったことについて謝罪した。
Yuki Tsunoda, AlphaTauri in the Press Conference
FIA Pool
2021年にアルファタウリからF1デビューを果たした角田裕毅。彼は第4戦スペインGP予選後、チームメイトのピエール・ガスリーとのフィードバックの差に“同じクルマか疑問”と語っていたが、この発言について数時間後に謝罪した。
角田はスペインGP予選ではQ1で16番手となり敗退。直前のフリー走行3回目では7番手となっていただけに、予想外の結果だった。
セッション終了後、角田はアタックに向けた準備は通常通りであり、なぜQ2に進出できなかったのか困惑しているとコメント。
さらに角田は「僕のチームメイトと比べて、いつもフィードバックが違うんです。正反対なことをしていてもそうなんです。もちろん同じクルマなんですが、性格があまりにも違うので、同じクルマかどうか少し疑問です」とまで述べ、不満を隠さなかった。
「もちろん、ドライビングスタイルには違いがあります。でも何が起こっているのか、なぜこんなに苦戦しているのか、自分でもよく分かりません」
ただこのコメントを発した数時間後、角田は自身のSNS上でこうしたコメントに関して謝罪。チームを批判するつもりはなく、自身のパフォーマンスに不満があったと釈明した。
「今日、僕の出したコメントについて謝罪したいと思います」
「週末を通じて素晴らしい仕事をしてくれているチームを批判したかったわけではありません。ただ自分のパフォーマンスに不満が溜まっていたんです。明日は全力で挑みます」
「今日は自分の走りをまとめきることができませんでした。まだまだクルマへの理解を深める必要があると感じています。チームとデータ分析を進めて、より良いセッティングを模索していきたいと思います」
角田は今季のルーキードライバーの中でも注目を浴びる存在となっているが、これまでの3レースではローラーコースターのような忙しいシーズンとなっている。
開幕戦バーレーンではデビュー戦でポイント獲得。続く第2戦エミリア・ロマーニャではQ1でクラッシュを喫し、レースでもスピンがあり12位。前戦ポルトガルGPではペースに苦戦し15位となっていた。
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