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フェルスタッペン最速の一方で……角田裕毅、悔しいF1サウジ予選8番手「マシンの限界が予想できない」原因はフリー走行に?

レッドブルの角田裕毅はF1サウジアラビアGP予選8番手という結果に納得がいっておらず、現時点ではマシンの「限界を見つけることが難しい」と振り返った。

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

Yuki Tsunoda, Red Bull Racing

写真:: Red Bull Content Pool

 F1サウジアラビアGPの予選でレッドブルの角田裕毅は8番手。レーシングブルズからメインチーム昇格後3戦という段階で、前戦バーレーンGPに続きQ3進出を果たしたものの、本人はさらに上の順位を目指すことができたはずだと納得がいっていない。

 サウジアラビアGP初日にはクラッシュも喫した角田。日付が変わって翌日の予選では、Q1で1分28秒226をマークして5番手通過を果たすと、Q2では1分27秒990までタイムを改善し、7番手で順当にQ3へと駒を進めた。ただ、Q3では最終アタックで1分28秒204と1周をまとめ上げることができず8番手となった。

 一方でチームメイトであるマックス・フェルスタッペンは1分27秒294でポールポジションを獲得。角田としては0.910秒差をつけられた。

「ターン4で大きなスナップがあって、それでおしまいでした」

 角田は予選後、そう語った。

「本当にフラストレーションが溜まります。もっと攻めようとすると、予想できないスナップが何度も起こるんです。どこが(マシンの)限界なのか、すごくつかみにくい状態です」

「全てが決まるQ3で、VCARB(レーシングブルズ)では限界までプッシュして、ほんのわずかなタイムを絞り出すことができました。しかし今は限界を見つけることができず、ラップをまとめあげることができていません」

 フェルスタッペンがQ1、Q2、Q3と順当にタイムを改善していっているのに対して、角田はQ2からQ3にかけてタイムを伸ばすことができず「どんどん悪くなっていった」と吐露した。

 そして角田は、その原因がフリー走行の段階でセットアップを調整しすぎたことにあるのではないかと示唆。サウジアラビアGPの舞台であるジェッダ市街地サーキットは、普段からレーシングカーの走行が行なわれているわけではなく、周回を重ねれば重ねるだけ路面が改善し、タイムも伸びていく傾向にあるのだ。

「もしかしたら、フリー走行で調整しすぎたのかもしれません。あの時は路面がまだ整っていませんでした。ただ、タイムはまずまずでした」と角田は言う。

「しかしグリップが増してくると、限界が見えなくなってきました。それが一番の学びです」

「10戦や20戦を戦ったわけではなく、まだ3戦目ですし、今の段階で苦しんでいるとは言いたくありませんが、今は1周をまとめることが難しいです。全体的に予測できない感覚ですね」

 なお角田は決勝に向けて、マシンセットアップがレース寄りではあるものの、ロングランに絶大な自信があるわけではないと説明した。

「正直なところ、セットアップは完全にショートランに向けたモノではなく、よりロングランを重視していました。FP2 の時のペースよりも多少自信はありますが、それでもロングランのペースはあまり良くありませんでした。簡単ではありませんが、少なくとも1台は抜きたいですね」

 

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