レッドブル角田裕毅、F1マイアミGPでは10位入賞も「チーム全体としてペースがなかった」マシン理解度や自信は深まる
レッドブルの角田裕毅はF1マイアミGP決勝で10位入賞となったものの、マックス・フェルスタッペンを含め全体的なペース不足をチームが検証する必要があると語った。
Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team
写真:: James Sutton / Motorsport Images
F1マイアミGP決勝では、マクラーレンが圧倒的なペースで1-2フィニッシュ。一方でレッドブルは4度のF1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンをもってしても4位、もう1台に乗る角田裕毅は10位という結果に終わった。
角田としては、前日に行なわれたF1スプリントでの6位から2レース続けてポイントを手にしたものの、レッドブル全体としてペース不足の原因を分析する必要があると考えている。
「もちろん10位という結果は望んでいたモノではありませんが、同時に、上位に複数のペナルティが出て6位でフィニッシュできたスプリントでは少なくとも結果を掴むことはできました」
マイアミGPを終えて角田はそう振り返り、こう続けた。
「ただ決勝レースでは、僕だけではなくマックスもそうですが、チームとして苦戦しました。全くペースが上がらなかったので、チームも分析してみる必要があると思います」
フェルスタッペンはポールポジションから決勝を迎え、スタートではマクラーレンのランド・ノリスに激しいディフェンスを繰り広げてレースをリードしたが、純粋なレースペースではマクラーレン優勢。オスカー・ピアストリ、そしてノリスとマクラーレン勢にコース上で抜き去られ、さらにメルセデスのジョージ・ラッセルがバーチャルセーフティーカー(VSC)中にピットストップを敢行したことでフェルスタッペンは先行を許し、4位に終わった。
角田は決勝を10番手からスタートし、1周目にハースのエステバン・オコンを交わして9番手に浮上。27周目終わりにピットへ飛び込んだものの、フェルスタッペン同様VSCが不利に働き、一時は入賞圏外まで転落した。加えて、角田は80km/h制限のピットレーンで5.6km/hの速度超過を犯したことで5秒のタイム加算ペナルティを科された。
Yuki Tsunoda, Red Bull Racing Team
写真: Steven Tee / Motorsport Images
角田はその後、アルピーヌのピエール・ガスリーやザウバーのニコ・ヒュルケンベルグを交わして10番手に浮上。11番手で迫るレーシングブルズのアイザック・ハジャーをなんとか5秒以上に突き放し、5秒ペナルティを帳消しにして10位でポイントを獲得した。
日本GPでレッドブルの2025年マシンRB21に飛び乗ってから、角田は4戦を経験。週末を重ね、徐々にレッドブルでの適応も進んでいると説明した。
「少なくとも僕自身は、マシンに対する自信が徐々に高まってきていますし、マシンに対する理解も深まってきています」と角田は続けた。
「もちろん、マックスは既にマシンを限界まで走らせることができているというのは分かっています。どちらのレースでも僕自身が開放できる余地はたくさん残っていると思うので、今後はそこに集中していきたいです」
またマイアミGPではRB21が手に馴染んできたか? と訊かれた角田は次のように答えた。
「少なくともクルマの中ではそうですね。正直なところ、以前は予選でクラッシュしてしまったり、パフォーマンスを引き出すことができなかったりしていましたが、今回はスプリント予選を除けば、ラップやレースもかなりクリーンだったので理にかなっていると思います」
「少なくとも安定した走りができていました。現時点では、これ以上の走りができるかどうか分かりませんが、少なくとも過去3戦と比べれば、レース週末として確実に良くなっていると思います」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。