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角田裕毅、アルファタウリとの契約を延長できたのは「驚きだった」と明かす

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、チームと来シーズンの契約を延長できたことについて、驚いたと認めた。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02 track walk

Zak Mauger / Motorsport Images

 今季アルファタウリ・ホンダからデビューし、F1での1年目を戦っている角田裕毅。開幕戦こそ9位入賞を果たし高い評価を集めた角田だったが、その後は何度かミスを犯すなどして第13戦オランダGPを終えた時点で18ポイントの獲得に留まり、チームメイトのピエール・ガスリーに大きな差をつけられている。

 しかしそんな中でもアルファタウリは、来季も角田とガスリーのコンビでシーズンを戦うことを発表。その角田はその決断に驚いたと認めつつ、チームに感謝したいと語った。

 アルファタウリは、9月7日(火)にプレスリリースを発表。2022年もガスリーと角田のコンビを継続することを明らかにした。

 F1での2年目のシーズンに挑むことになった角田は、特にシーズン前半はミスが相次いだため、チームの信頼を失うリスクがあると考えていたという。

 F1イタリアGPの木曜日に行なわれた公式記者会見に出席した角田は、契約延長について次のように語った。

「実は先週の段階で、少し知っていました。契約についてはあまり言えませんが、来シーズンをとても楽しみにしています」

 角田はそう語った。

「正直に言って、シーズン前半はかなり一貫性を欠いていたので、(契約を延長できたことについては)僕としても少し驚きでした」

「来年もチームに残ることができたので、まずはチームに感謝したいと思います」

「この決断が下されたので、今年はできる限りのことを学ぶために使うことができます。そして、2022年をチームと共に楽しめるようにしたいです」

 契約が延長されたことはなぜ驚きだったのか? そう尋ねられた角田は、次のように語った。

「クラッシュを繰り返し、チームに多額の資金を使わせてしまったからです」

 角田はそう語り、次のように続けた。

「特にハンガリーのような形で、シーズンの前半を終えたのは良くありませんでした。僕はFP1でクラッシュし、セッション全体……ほぼ2セッションを台無しにしてしまいました」

「より一貫した結果を残し、より多くの距離を走り、そしてセッションを通じて規律を保つことが必要なんです。でも、シーズン前半はそれを改善していくことができませんでした」

「一方で、ポイントを獲得したいとも思っていました。ハンガリーは(FP1でのミスがあったにも関わらず6位入賞を果たすことができ)少し幸運でした。つまり、複雑な感情でした。うまくいかないこともあれば、うまくいったこともあった……だから、契約を延長できたのは驚きだったんです」

 来年はより一貫性のある走りをし、多くのポイントを獲得することを目指したいとする角田だが、レギュレーション変更によりマシンが大きく変わるため、どこまで期待できるかは分からないとも語った。

「来年の目標は明確です。もっと一貫性を保ち、パフォーマンスと獲得ポイントを引き上げる必要があります。でも今年についても、まだまだ集中しなければいけません」

「でもそれと同様に、来年がどうなるかは分かりません。完全に新しいマシンになりますから、どんなことでも起きる可能性があります。だからまずは今シーズン残りのレースに集中して、ポイントを争いたいと思います」

 角田はF1デビューシーズンが、予想以上に厳しいモノになっているとも認めた。特に高い自信を持って挑んだエミリア・ロマーニャGPの予選でクラッシュしたことが、それに繋がっているという。

「今年は、僕にとってF1での最初のシーズンです。F1で何が起きるのかということが分かっていなかったんで、ほとんど全てのセッションで全力で走っていました。とても気分が良かったんです」

「その時点では、とてもいい感じで走れていると思っていました。でも特に(クラッシュした)イモラでの予選の後、少し自信を失ってしまいました。だから再びその自信を構築していくことになりました」

「そしてその後ミスを繰り返してしまいました。その度に自信を作り直すことになりました……そのことには苦労しました」

 開幕当初、角田はF1がこれほど難しいとは思っていなかったとも語った。

「F1がこれほど難しいモノだとは思っていませんでした。ジュニアカテゴリーでも、痛手を負ったり、試練の時がありました。でも、今回のように自信を失うようなことは一度もありませんでした。それが、問題のひとつだったと思います。だからこそ僕は一貫した走り、一貫したセッションを過ごせるようにしようとしているんです」

「シーズン初めには、期待も高すぎました。最初のレースはうまくいったと思いますが、その後はレースごとに混乱していくことになりました」

「今考えれば、直近の3レースのようにすべきでした。予選では、確かにうまくいかなかったかもしれません。でも、少しマシンのことを学び始めることができたと思います。だから、うまく行き始めていると思います」

 

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