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アルファタウリ、ルーキー角田裕毅の苦戦は想定内「複雑な現代F1で、日々進歩している」

アルファタウリF1のテクニカルディレクターであるジョディ・エギントンは、若手ドライバーにとって複雑化しているF1でいきなりパフォーマンスを発揮するのが難しいことだと分かっていたと語った。

Yuki Tsunoda, AlphaTauri AT02

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 アルファタウリ・ホンダのルーキー、角田裕毅にとってF1最初のシーズン前半は浮き沈みの激しいものとなった。しかしチームのテクニカルディレクターであるジョディ・エギントンは、今のF1でルーキーが困難な状況に陥るのは珍しいことではないと話した。

 角田はシーズン序盤、予選でのクラッシュが続くなどノーポイントのレースが何度かあった。これには本人も「落ち着く必要があった」と認めていたが、夏休み前4レースのうち3レースでポイントを獲得し、ハンガリーGPでは自己最高リザルトの6位を獲得した。

 motorsport.comのインタビューに応えたエギントンは、角田が「日々進歩している」と語り、ルーキーが困難な状況に陥るのは珍しいことではないと話した。

「F1に初めて参戦するドライバーは、キャリアの長さにかかわらず、浮き沈みがあるものだ」

「以前のチームにいた時のことを思い出すと、若いドライバーのシーズン初めは、高揚感と不運が入り混じっていた。気がつけば、5レースが終わっていて、『いったい何が起こっているのだろう?』と頭を抱えているんだ」

「私にとっては珍しいことではない。チャレンジングだし悔しいこともあるが、想定外なんかではない」

「開幕戦で良いレースをしたことで、より注目されていた部分もあると思う。マシンの競争力があるので、期待値は上がるが、まだ同じ学習プロセスの中にいるんだ」

「注目されて、前を走っている時に突然何かが起こると、それに対する疑問符や質問が激しくなるようだが、異常なことではないんだ」

 2018年に日本のFIA F4を戦っていた角田は、1年毎にステップアップし、2020年にFIA F2に参戦。ここでランキング3位を獲得し、F1のシートを掴み取った。

 エギントンは、こうした急速な出世は前代未聞の珍事ではないものの、現代F1が複雑化していることが、ルーキーの適応を難しくしている要因だと指摘した。

「フェリペ・マッサやキミ・ライコネンなどのように、(急速なステップアップは)角田が初めてではないことは言うまでもない」

「今までと違うのは、もちろんF1の複雑さだ。ドライバーの仕事量という点では、他の例と比較することは困難だ」

「また、エンジニアリングや車両開発の面でも、F1の開発ペースが早いこともあって、よりチャレンジングなものになっている」

「何年も前は、FP1で少し失敗しても、FP2で挽回できたものだ。今では、サーキットでの走行時間を失ってしまうと、それを取り戻すのに苦労する」

「若いドライバーが乗っていれば、さらに難しくなるだろう。いろいろなことが起きているが、ユウキは学習曲線の途中にあり、それは急な曲線だが、彼は素晴らしい仕事をしている」

 
 

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