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マクラーレンのノリス、体調不良訴える「喉と目の具合が良くない……」予選ではタイム抹消でQ3進出逃す

マクラーレンのランド・ノリスは、F1スペインGPで「コンディションが万全ではない」として体調不良を認めた。

Lando Norris, McLaren

 カタルニア・サーキットを舞台に開催されているF1スペインGP。マクラーレンのランド・ノリスは予選Q2で8番手タイムを計測しQ3進出も目されたが、当該ラップはトラックリミット違反としてタイムが抹消された結果、11番手でQ2敗退となった。

 しかし、この週末を通じて「体調が万全ではない」とノリスは言う。

「正直に言うと、この週末はずっと調子が良くないんだ」

「コロナじゃないよ。喉と目の具合、視界が良くなくてどうしようもないんだ」

「色々起きているんだ。睡眠とか全てにおいてだ。僕のエネルギーレベルは、ここしばらくで最悪かもしれない」

「確実に、今週末は万全じゃない。Q3進出も目指せるタイムが出せたこと、あのラップを走れたことはとても嬉しかった。それには本当に驚いたし、良い気分だよ」

 タイム抹消となったQ2でのラップでは、ノリスはターン12のアウト側のホワイトラインを越えてしまった。ノリスは別件でFIAに呼び出された際にその映像を見返し、自身がトラックリミットを越えていたことを確認したという。

「見た目と同じくらいシンプルなことだ」とノリスは続ける。

「オンボード映像では僕がコース上に留まっているように見えたけど、FIAの映像では明らかにコースを外れていたんだ。とてもシンプルなことだ」

「このコーナー(ターン12)で厄介なのは、グラベルのランオフエリアがあり、コースにはグラベルの手前に10cm程度走ってはいけない隙間があることだ」

「場合によっては、グラベルがトラックリミットでみんながグラベルまで攻める方がずっと分かりやすいということもある。仮にはみ出したら、すぐ痛い目をみるんだ」

「分からないけど、今シーズンはずっとこのルールでやってきた。僕はただそれを守れなかっただけだよ」

 マクラーレンは他チーム同様に、スペインGPでマシンにアップデートを投入。しかし、ノリスはフリー走行2回目で縁石を乗り上げた際のダメージにより、シャシー交換を余儀なくされた。

 ノリスは予選ではまずまずの結果を残したものの、FP2の大半をガレージで過ごしたため決勝レースに向けたロングランプログラムなどを実施することはできなかった。

Lando Norris, McLaren MCL36, leaves the garage

Lando Norris, McLaren MCL36, leaves the garage

Photo by: Steven Tee / Motorsport Images

 FP2で走行機会を失ったことがどう影響しているかとmotorsport.comが尋ねると、ノリスは次のように答えた。

「言い訳にはしたくないよ」

「唯一痛手だったのが、決勝に向けた燃料を多く積んでのロングランだ……特にこの気温だとね。ちょっとした学習でも、タイヤをセーブしたりタイヤ温度を下げることができる。そういうことを、レース中走りながら学ぶのは簡単じゃないんだ」

「もちろん、何をしなければいけないかということはちゃんと理解している。でも、実際に走ってみることに勝るモノはないんだ」

「予選も無傷だったとは言わないよ。決勝のほうが数歩後れを取っているということだ。レースが中盤に差し掛かったら、僕はどうしようもなくなるだろうね」

 ノリスがQ2敗退を喫した一方で、チームメイトのダニエル・リカルドはQ3に進み、予選9番手を獲得。ノリスは今季初めて予選順位でチームメイトに先行を許した。

「僕らはまだ新しいパーツを学んでいるところだと思う」とリカルドは言う。

「アップデートや新しいパーツの場合、ただ端にボルトを締めてマシンを走らせれば良いという簡単なモノじゃないんだ」

「マシンに装着したら、マシンのバランスをどう取るかを見つけ出さなきゃいけない。だから僕らはまだ新しいパーツでのベストバランスを探っているところなんだ」

「それらから真のパフォーマンスを最大化できたかどうかは定かではないけど、僕らはまだ学習段階にある。手堅くQ3に進めたけど、僕らはまだまだラップタイムを刻んで行かなきゃならない」

「とはいえ、全体としては悪くない結果だった。週末を通して快調じゃなかったし、Q3進出が確実とは思えなかった。目標みたいなモノだったけど、それを達成できたのは手堅い仕事だったと思う」

 
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