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ボッタスの”激しい”無線交信は、チームとの関係崩壊の証? 本人は「完全に間違った推測」と完全否定

メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1フランスGP終了後の激しい口調の無線交信によって、チームとの関係が壊れたと考えるのは「完全に間違っている」と語った。

Valtteri Bottas, Mercedes

Steve Etherington / Motorsport Images

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1フランスGPを4位で終えた。ボッタスは2ストップに切り替えたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに勝たれただけではなく、1回目のピットストップを遅らせたもう1台のレッドブル、セルジオ・ペレスにも先行されてしまった。

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 この結果についてボッタスはレース終了後、「だから2ストップだって僕は言ったのに!」と激しい無線交信でチームを非難した。

 ボッタスは2021年シーズン、厳しい序盤戦を過ごしている。ここまで7戦を終えて最高位は3位。チームメイトのルイス・ハミルトンが119ポイントを獲得する中、ボッタスはわずか59ポイントの獲得に留まり、マクラーレンのランド・ノリスにも先行されるランキング5番手となっている。

 この不調が原因となり、ボッタスの将来には懸念があるのではないかとの噂が絶えず、今季限りでチームを放出され、現ウイリアムズのジョージ・ラッセルにそのシートを奪われるのではないかと言われている。

 そんな中、冒頭のような無線交信が行なわれたことで、ボッタスとチームの関係は崩壊したのではないかとも言われるようになった。これについてボッタスは、次のように語って完全否定する。

「僕はそのことについて、とても直接的に言うことができる。その認識は、完全に間違っているよ」

 そうボッタスは語った。

「僕はチームと良好な関係を築いている。問題はない。そういう状況では、そういうのは正常なことだ」

「これまで、全ての無線が公開されたわけではないと思う。チームとして改善の余地があると感じたならば、常にその気持ちを率直に語ってきた」

「だから、何も今回のことは新しいモノではない。関係性は問題ないよ」

 このフランスGPでの無線交信についてチーム代表のトト・ウルフは、ボッタスが自分の気持ちを内面に封じ込めなかったことを歓迎する旨をコメントしている。これについてボッタスは「嬉しく思った」と語る。

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「彼がそれを気に入ってくれていれば嬉しい。でも、あの状況では明らかに、僕はそれほど満足はできていなかった」

 そうボッタスは語る。

「でもこれはレースだ。あの言葉は感情的なモノだった。マシンに乗っている時の気持ちを説明するのは、とても難しい。お茶会をしているわけじゃない。トップレベルのスポーツを戦っているんだ」

「僕はうまくやりたいし、チームにもうまくやってもらいたい。フィンランド人にだって感情はあるんだ」

 歴代のフィンランド人ドライバーは、感情を表にあまり出さないことで知られる。特に現アルファロメオのキミ・ライコネンは、”アイスマン”と評されたほどだ。ボッタスはそれを引き合いに出してそう語った。

 なおボッタスは、メルセデスとの契約は今年限り。ボッタスはこれまで、常に1年契約でメルセデスのマシンに乗ってきた。そのため今置かれている状況は特別なモノではないとし、さらに今はまだ新たな契約について話し合う時期ではなく、そういう交渉に気を紛らわされたくはないと語る。

「誰もが、このスポーツがどのように機能しているか理解しているはずだ。結果を残せば、それに相応しいポジションを手にすることになるだろう」

 そうボッタスは語る。

「ドライバーが結果を残すことができず、チームがドライバー交代が必要だと感じたなら、彼らはドライバーを変更するだろう。このスポーツにおいてはとても簡単なことだ」

「繰り返しにはなるが、あと16レースある。チームは、僕には何ができるか、そして近年における僕の価値などを知っている」

「まだ議論するような時ではない。しかも今は、3連戦の真っ只中だ。それに集中するのが、今一番大切なことだ。オフになった週には、話し合いを持つ時間があると確信している」

 

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