ボッタス、レース・オブ・チャンピオンズ初参加が決定。ハッキネンと“チーム・フィンランド”結成へ

　アルファロメオF1のドライバーであるバルテリ・ボッタスが、2023年のレース・オブ・チャンピオンズに初参戦することが明かされた。

　2023年のレース・オブ・チャンピオンズ（ROC）は昨年同様に1月末にスウェーデンで開催予定。凍てつくバルト海をバックに特設される雪と氷のサーキットを舞台に、様々なドライバーが競い合う。なお来年のイベントには、既にセバスチャン・ベッテルやミカ・ハッキネンなどのF1チャンピオン経験者が参加することも明かされている。

　ボッタスは2023年大会がROC初参加。”国別対抗戦”ネーションズカップに、同郷のハッキネンとチーム・フィンランドとして参加を予定し、さらに個人戦にも出場する見込みだ。

　初ROCに向けボッタスは、何年も映像で見るだけだったこともあり、参戦を非常に楽しみにしているとコメント。ハッキネンと組めることにもワクワクしていると話した。

「ついにレース・オブ・チャンピオンズにデビューできることを、本当に楽しみにしているんだ！　何年もこのイベントをTVで観てきて、去年は直前でダメになるまで参加にかなり近づいていたこともあるからなおさらね」

「スウェーデンの雪と氷のコースで彼らがマシンを楽しそうに転がしているのをただ観ているのは辛かったから、来年1月に一緒に参加できるのを嬉しく思う」

「ROCネーションズカップにチーム・フィンランドでミカ・ハッキネンとパートナーを組めるのにもワクワクしている。ミカとは長年の友人だけど、彼と一緒にレースができるのは特別な楽しみだよ」

「僕らはアークティックラリーに何度か参加した経験があるから、それが北欧の隣人達や皆を負かす役に立ってくれるといいね。そして、個人戦では友情は脇において、互いを倒さんと狙っていくことになる。どうなろうとも、サーキットやテレビで見てくれているファンに、素晴らしいショーを届けられると確信している」