バンドーン”マグヌッセンのような”F1キャリア再スタートを期待

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バンドーン”マグヌッセンのような”F1キャリア再スタートを期待
執筆: Stuart Codling
2018/09/25 0:08

ストフェル・バンドーンは、今季限りでマクラーレンを追われることにより、ケビン・マグヌッセンのように自身のF1キャリアをリセットできると考えている。

 昨年F1フル参戦デビューを果たしたストフェル・バンドーンは、今季限りでマクラーレンのシートを失うことになった。現時点では来季のF1でのシート獲得は厳しい状況にあると言わざるを得ないが、バンドーンは今回の一件により、自身のF1でのキャリアをリセットできるかもしれないと考えている。

 マクラーレンの育成ドライバーとしてキャリアを進めてきたバンドーン。GP2(現在のFIA F2)を圧倒的な強さと速さで勝ち抜き、2015年にチャンピオンに輝いた後、2016年にはスーパーフォーミュラにフル参戦し、昨年からフェルナンド・アロンソのチームメイトとしてF1フル参戦デビューを果たした。

 バンドーンはこの2年間、マシンのパフォーマンスの低さにも足を引っ張られる形となり、思うような成績を残せず、今季限りでマクラーレンを離れることとなった。後任にはカルロス・サインツJr.(現ルノー)とランド・ノリス(現FIA F2参戦中)のふたりが決まっている。

 しかしバンドーンは、自身のキャリアを復活させることができると考えている。その考えの中には、自身と同じような境遇でマクラーレンを追われた、ケビン・マグヌッセンの存在がある。

 マグヌッセンも、2014年にマクラーレンからF1デビュー。その初戦で2位という好成績を残した。しかしその後は思うような成績を残せず、アロンソにシートを奪われる形で1年限りでマクラーレンから退いた。

 しかしその後、マグヌッセンはルノーのシートを得て、さらにハースへと移籍を果たした。そして、今季は好パフォーマンスを発揮している。

「僕はまだ、F1パドックの上層部の人たちから、サポートを受けているのを強く感じている。そして人々は、マクラーレンでの状況に気付いていると言っておこう」

 そうバンドーンは語った。

「ケビン(マグヌッセン)によれば、彼は僕と似た状況にいたようだ。そして、彼は新たなスタートを切ったことにより、恩恵を受けることになったと思う」

「新たなスタートを切ることにより、未来がどうなるのか……それは僕が本当に楽しみにしていることだ」

 マクラーレンのドライバーが最後にタイトルを獲得してから、今年で10年になる。チームが最後に勝利を収めたのも、2012年の開幕戦である。さらに2014年の開幕戦以降、表彰台獲得からも遠ざかっている。

 この大スランプ状態からの脱却を求め、チームが株主らから大きなプレッシャーをかけられており、組織は大きく変更されることとなった。

 そんな状況の中、マグヌッセンは2015年の後半に、契約終了をメールで受け取ったという。そしてルノーでは苦労したものの、ハースに加入して以降躍進を遂げた。現在のマグヌッセンは、レースを楽しむことができていると語っている。

 しかし厳しい状況に置かれ、来季F1に残るのは”非常に難しい”と言うバンドーンだが、マクラーレンを批判していない。

「マクラーレンは、僕のキャリアの本当に初期の段階から、そこにあった。そしてとにかく、彼らは僕のキャリアの一部を作り出してくれた」

 そうバンドーンは語る。

「彼らは、GP2の時も、日本に行っている時も、僕を手助けしてくれた。その後、同じようにF1でレースをするチャンスも与えてくれたんだ。だから僕はいつでも、手にすることができたチャンスについて、感謝している」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー ケビン マグヌッセン , ストフェル バンドーン
チーム マクラーレン 発売中
執筆者 Stuart Codling
記事タイプ 速報ニュース