F1 ラスベガスGP
ラッセル、予選4番手に満足もグリッド位置は重要じゃない?「最初の数周は大変なことになるはず」
F1ラスベガスGPの予選を4番手で終えたジョージ・ラッセル(メルセデス)だが、決勝レースはタイヤマネジメントが重要になるため、予選はあまり重視していなかったという。

Adam Cooper
編集: 2023/11/19 5:39
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メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1ラスベガスGPの予選を4番手で終え、決勝レースは3番グリッドからスタートすることになる。しかしラッセルは、決勝レースでは激しいグレイニング(ささくれ摩耗)に対処しなければならないと予想しており、あまり予選を重視していなかったと明かした。
FP3でトップとなったラッセルは、予選でも好調をキープ。Q1、Q2を共に3番手で通過するとQ3では4番手。2番手だったカルロス・サインツJr.(フェラーリ)がグリッド降格ペナルティを抱えているため、決勝レースは3番グリッドに並ぶことになる。
しかしラッセルは、決勝ではグレイニングが大きな問題となるため、グリッド位置は比較的無意味なモノになると考えているようだ。
「結果には満足しているよ」と、ラッセルはmotorsport.comに語った。
「このサーキットで自信を感じられた。今週末、ここに来るまではこれほど競争力があるとは予想していなかった」
「奇妙に聞こえるかもしれないけど、正直なところ今日はトップ10にさえ入っていれば、予選順位はあまり気にしていなかったんだ」
「明日のレースは今季最も未知数なレースになる。それにどのチームも酷いグレイニングが発生していた」
「グレイニングが発生しない範囲に留まっていれば、1ストップも快適にできる。でもグレイニングが出始めたら、すぐにピットインしなければならない。タイヤがグレイニングすることなく12周以上走れたことはないと思う。だから、それが大きなチャレンジになる」
タイヤライフを延ばす方法についてアイデアはあるかと聞かれ、ラッセルは次のように答えた。
「まあ、ゆっくり走ればタイヤはなんとかなるけど、後ろから攻められることになる」
「どのコーナーでどうするべきか、ある程度は見えてきた。でもある走行ではフロントにグレイニングが出て、次の走行ではリヤにグレイニングが出たりしたんだ。本当に、ナイフの刃の上を歩いているような状態だ」
「フェラーリは別格のようだ。 グレイニングは出ていないし、燃料を積んでいてもペースがかなり速い」
「でも、明日は路面のグリップが良くなってくるから、第1スティントではグレイニングが見られるかもしれないけど、第2スティントと第3スティントでは見られないだろう」
「サポートシリーズも何もないからね。レース序盤の5周はコースがひどいことになっているはずだ」
ラッセルは、今季のレースでグレイニングが発生することは比較的稀だと強調した。
「今年グレイニングを経験したのは、カタールのスプリントレースでソフトタイヤを履いていたときだけだと思う」
「ソフトを履いていた全員がグレイニングを起こした。そして今回は、路面温度が低くて、タイヤをかなり滑らせてしまっているから、グレイニングが起きているんだ」
「ここラスベガスの大きな問題は、気温が低いことだ。大きな長いストレートがあるので、タイヤの表面温度はとても低くなる。ハードブレーキングをしてタイヤに負担がかかると、すぐにグレイニングが起きてしまうんだ」
「今のところ、どうアプローチすればいいのかわからない。誰にもわからないと思う」
一方、チームメイトのルイス・ハミルトンは、11番手で予選Q3進出ならず。サインツJr.のペナルティでグリッドはひとつ繰り上がるが、”自信とグリップ”が不足しているという。
セットアップの違いがこの差に繋がっているのではないかと尋ねられたハミルトンは「違いは常にあるものだ。でも僕はただ苦戦しているんだ」と話した。
「昨日はフィーリングも良かったし、競争力もあった。それから一晩でいくつか変更を加えて、今日はフィーリングが良くなかった。だから、このクルマは不安定なんだ」
「僕たちはみんな、ダウンフォースが低いウイングを使っている。だからデグラデーション(タイヤの性能劣化)がたくさんありそうだ。僕たちの予想以上かもしれない。それにまだ誰もハードタイヤを履いていない」
「マックス(フェルスタッペン)はハードタイヤ2セット、ミディアム2セットを残している。僕たちはミディアム1セットとハード2セットだ。だから長いレースになるだろうし、デグラデーションをうまく管理することが重要になるだろうね」
10番グリッドからスタートするハミルトンは、スタート時に路面が汚れている可能性があることが課題になると指摘した。
「(スタートは)とてもタフだろう。ターン1までは距離が短いしタイトだ。僕はその真っ只中にいる! ベストな場所ではないね」
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