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ベルニュ「僕がシートを奪ったのに……」とハートレー復活を語る

ベルニュは、以前レッドブル・ジュニアから解雇されたハートレーを再びトロロッソが起用したことについて"笑わせる"出来事だと語った。

ベルニュ「僕がシートを奪ったのに……」とハートレー復活を語る
Jean-Eric Vergne, Techeetah
Brendon Hartley, Toro Rosso, in the drivers parade
Toro Rosso Engineers work on the car of Brendon Hartley, Toro Rosso STR13 Honda, on the grid as he c
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13
Brendon Hartley, Scuderia Toro Rosso STR13

 元F1ドライバーであるジャン-エリック・ベルニュは、以前レッドブル・ジュニアから解雇されたブレンドン・ハートレーを再びトロロッソが起用したことについて"笑わせる出来事”だと語った。

 ベルニュは、2018年パリePrixの記者会見の場でレッドブル・ジュニアから解雇されたハートレーがその8年後にトロロッソでF1フル参戦していることに対し、次のようにコメントした。

「以前ワールド・シリーズ・バイ・ルノーのシートを僕に奪われたハートレーを、レッドブルが再び起用したことには笑わされた。面白い出来事だと思う」

 現在はテチータからフォーミュラEに参戦するベルニュは、今シーズン強さを見せ、選手権をリードしている。そのベルニュもかつてトロロッソのシートを失い、その結果フォーミュラEに転向することとなった。

 当時どのように感じていたか、ベルニュは次のように語った。

「F1を離れ、フォーミュラEに転向しようとした時が僕のキャリアにおいてもっとも難しい時期だった。でも後から考えれば、それは僕のキャリアの転換期となった」

「ネガティブだったり、困難だったりする状況は、見方によればポジティブなことも起こりうる。僕らは、そういうポジティブなことを見つけ出さなきゃいけないということだ」

「正しいタイミングでフォーミュラEに加入し、自分自身の気持ちの入れ替えを素早く行うことができたことはラッキーだった。今思えば、自分に起こりうる最高のものだったと思う」

F1後のキャリア

 現在27歳のベルニュは、motorsport.tvの番組内でF1のキャリアを終了した後、どのようなアプローチを持ち、F1に参戦していた時期を彼のキャリアの中でどのように捉えているのかについて説明した。

「振り返ると、これまでとは違った角度で物を見ることができる。どのようなことをしてきたのかを考えると、僕は厳しい12ヵ月を経験したと思う」

「フォーミュラEへと近付く中で多くのことが変わった。良かったと思うのは、僕は起こった全ての出来事から学ぶことができたことだ。それにF1で傷つけられたように、フォーミュラEでも同じように傷つくことはないと思う」

「F1マシンから降りてからは、グローバルドライバーとしての役割を果たしながら、僕は全ての物事に対し、違った見方をすることができている。僕はF1において実力があったし、自信もあった。でも一部の人がそういう僕を完全に壊してしまった」

「僕はF1にデビューするとすぐ8位に入賞した。チームは盛大に喜んでくれたし、非常に満足していた。でもガレージに歩いて戻る中、僕は"まだただの8位にすぎない。僕が望むものはそんなんじゃない"と思っていた」

「今思ってみれば、間違いなくそれは僕が変える必要があったことだ。僕は8位に満足するべきだった。それは(2012年、トロロッソ時代のチームメイトだった)ダニエル・リカルドの強さなんだ。何が起ころうとも、彼はいつも満足していた。それが僕の"最大の弱点"だったと思う」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー ブレンドン ハートレー , ジャン-エリック ベルニュ
チーム アルファタウリ・ホンダ
執筆者 Benjamin Vinel