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フェルスタッペン、F1フランスGP勝利でランキング首位独走も「ポイント差は本来よりも大きい」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1フランスGPで今季7勝目を挙げ、世界タイトル連覇に向け大きなリードを得ている。しかしランキング2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)とのパフォーマンス差を鑑みると、「本来以上に開いている」と考えている。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB18, Charles Leclerc, Ferrari F1-75, arrive on the grid

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1第12戦フランスGPで今季7勝目を挙げたレッドブルのマックス・フェルスタッペン。ドライバーズランキングでは、2番手のシャルル・ルクレール(フェラーリ)に対して大きなリードを築いているものの、ここまでのパフォーマンスを鑑みるとその差は「本来よりも開いている」と考えている。

 フランスGPでは、予選でルクレールがチームメイトの助力もありフェルスタッペンを下しポールポジションを獲得。決勝レースでもスタートからフェルスタッペンを従えレース序盤を走った。

 フェルスタッペンは16周目にピットイン。フェラーリは反応せず、ルクレールにステイアウトさせたが18周目にルクレールはターン11でスピン。マシンは止まらずウォールに吸い込まれた。

 クラッシュによりセーフティカー導入となり、フェルスタッペンはトップに浮上。ライバル脱落によりフェルスタッペンは2番手ルイス・ハミルトン(メルセデス)を10秒近く突き放し、今季7度目のトップチェッカーを受けた。

 フェルスタッペンが優勝した一方で、ルクレールはノーポイント。ドライバーズランキングではフェルスタッペンが計233ptとなり、2番手ルクレールとの差は38ptから63ptに拡大。フェルスタッペンは世界タイトル2連覇に向け、今季10戦を残して2勝分以上のリードを形成した。

 レース後、フェルスタッペンは現在のリードについて次のように語った。

「たとえ悪い日でも、常にポイントを獲得することがとても重要だ。オーストリアで僕らがやったことだね」

「もちろん僕らがリードしていることは素晴らしいけど、2台のマシンパフォーマンスを考えれば、本来あるべき姿よりも少し大きくなっているのかもしれないね」

 フェルスタッペンはレースを振り返り、序盤ではルクレールの方が速く「ついていくのはとても難しくなる」と考えていたという。ただ実際は、ルクレールを追いかけ回すことができた。

「すぐに僕らの(マシン)バランスは悪くないと分かったけど、彼は少しマネージメントできていたのかもしれない」とフェルスタッペンは続ける。

「僕らにはとても競争力があるように見えた。もちろんそれが見たかったモノだ」

Charles Leclerc, Ferrari F1-75, Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

Charles Leclerc, Ferrari F1-75, Max Verstappen, Red Bull Racing RB18

Photo by: Alastair Staley / Motorsport Images

 フェルスタッペンはルクレールに対して「素晴らしいリード」を築けていると語る一方で、シーズン序盤に自らがルクレールとの46pt差をひっくり返したことを考えると、今後も「色々なことが起こり得る」と油断はしていない。

 フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスがバーチャル・セーフティカー終了の混乱もあり表彰台を逃したが、コンストラクターズランキングで首位レッドブルと2番手フェラーリとの差は82ptに拡大した。

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、2021年シーズンに壮絶なタイトル争いを繰り広げながらも2022年に向け上手く対応したチームの努力を称えた。そしてフェルスタッペンと同様に、ランキングでの大量リードは「私の想像を超えている」と認めている。

「これは本当に、舞台裏のファクトリーで行なわれてきた決断と献身、ハードワークの賜物だ」とホーナーは言う。

「フェラーリは今年、非常に競争力がある。メルセデスも確かに勢いを増している」

「しかし我々が今年に向けて(開発を)完全移行する最後のチームとなったことを考えると、驚異的な仕事ぶりだ」

 またホーナーは、フェルスタッペンを早めにピットへ呼び込んだことでルクレールに対してトラックポジションを上げることができていたはずだとして、タイヤのデグラデーション(性能劣化)が想像以上に良かったことで1ストップ戦略で走り切ることを目指していたと明かした。

「当初は1ストップには限界があると我々は感じていたが、正直に言って、レースに向けてタイヤデグラデーションは想像よりも良かったのだ」

 そうホーナーは語る。 

「レースに向けて、我々は2回(ストップ)で行こうとしていた。レースが進むにつれて1ストップに移行し、(ピットストップ後に)マックスを送り出せるスペースが少し見えてきた」

「我々は引き金引いた。半周を走った時点では、マックスはトラックポジションを得ていた」

「だからそこからはタイヤを上手く使っていくだけだった」

 ルクレールがクラッシュしていなくても、前がクリアな状態で走るフェルスタッペンはピットストップ後のルクレールの前に出ることが可能だったとホーナーは推測しており、ストレートスピードの強さを活かして「それなりにディフェンスできただろう」と語った。

 そして「ラップタイム達成へのアプローチが2チーム間で全く異なり、非常にタイトだった」とフェラーリとの頭脳戦を振り返った。

 
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