アルボンのレッドブル残留は”賢明”な選択。フェルスタッペン「彼はチームの一員」
マックス・フェルスタッペンは、レッドブルがアレクサンダー・アルボンを来季も継続起用することを決めたのは、最も賢明な選択だったと話した。
写真:: Red Bull Content Pool
レッドブルは2020年のドライバーとして、アレクサンダー・アルボンを起用することを決めた。引き続きアルボンのチームメイトを務めることになったマックス・フェルスタッペンは、アルボン起用は賢明な選択だと話した。
今季、トロロッソからF1デビューしアルボンは、レッドブルで苦戦が続いていたピエール・ガスリーと入れ替わる形で、夏休み後からレッドブルへと昇格することとなった。
アルボンはレッドブル昇格後7レース連続でトップ6入賞を果たし、ベストリザルトは4位。ブラジルGPではガスリーが2位表彰台を手にして注目を集めているが、アルボンもハミルトンに接触されスピンするまでは、フェルスタッペンに次ぐ2番手のポジションを走っていた。本来ならば2位表彰台は、アルボンのものだったかもしれない……。
フェルスタッペンはアルボンについて、ブラジルGP前に次のように語っていた。
「彼はナイスガイだ。彼にとって、この12カ月間はジェットコースターみたいだったと思う!」
「彼は速いし、良い仕事をしてポイントを稼いでいる。彼はとてもリラックスしていて、チームの一員だ。落ち着いているのが助けになっている」
レッドブルには、トロロッソからガスリーやダニール・クビアトを呼び戻すという選択肢もあったが、フェルスタッペンはレッドブルのドライバーについて関与することに興味がなかったと述べた。
「結局のところ、彼のパフォーマンスを判断するのは僕じゃないんだ」
「決めたのはクリスチャン(ホーナー/チーム代表)とヘルムート(マルコ/モータースポーツアドバイザー)だ」
アルボンは、レッドブルのレギュラーシートを勝ち獲ったことは、”クレイジー”なキャリアにおけるもうひとつの大きな出来事だったと話した。
「ハンガリーGP後に(レッドブル昇格の)決定を聞いた時点で、その見通しは本当に不透明だったんだ」と、アルボンは語った。
「でも、”何か”をやって見せることはできると思っていたし、率直に言ってかなり満足できるレースもできたと思う」
「来季の残留を知らせる電話を受け取った時は、本当に気持ちが良かった」
アルボンは、5位でフィニッシュしたアメリカGPの後、マルコからの短い電話でレッドブル残留を知ったという。
「彼(マルコ)は、アメリカGPのレースに満足してくれて、ただ『君は”それ”を手に入れた』とだけ言ったんだ」
「詳細は全くなかったし、電話はそれほど長くもなかった。僕がとても感謝したのは言うまでもないけどね!」
レッドブル残留に驚いたのか、それとも薄々自覚はあったのかと訊くと、彼は次のように答えた。
「その決定がいつ行われるか分からなかった。僕はただ自分のレースのことを考え、自分の進歩に満足できるようにしていた」
「僕はただ、自分が進歩しているということを示そうとしていた。将来に関する決定があることは分かっていたけど、そのストレスがあったとは思っていない」
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