F1 マイアミGP

フェルスタッペン、勝利の決め手は”自分で決めた”タイヤ戦略!「土曜日からエンジニアと考えていた」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンはマイアミGPをハードタイヤでスタートする戦略を、エンジニアと2人で考えたという。

Jonathan Noble

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公開日時: 2023/05/10 3:02

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Max Verstappen, Red Bull Racing, 1st position, arrives in Parc Ferme

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1第5戦マイアミGPで上位陣とは別のタイヤ戦略を選び、9番グリッドから見事な優勝を果たしたが、これはチームやストラテジストとのミーティングを前に、エンジニアとふたりで考えた戦略だと明かした。

 ポールシッターでフェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスを含め、ミディアムタイヤでスタートした多くのマシンがグレイニング(ささくれ摩耗)に悩まされた一方、フェルスタッペンはハードタイヤを見事にマネジメント。早々に2番手まで浮上すると、ハイペースで45周の第1スティントを走りきり、新品のミディアムタイヤでペレスを攻略した。

 チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、ドライバーの戦略についてペレスとフェルスタッペンがそれぞれ選んだものだとしていたが、フェルスタッペンはエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼと話し合った結果、決まった戦略だったと明かした。

「土曜日の時点で、エンジニアと一緒に考えていたことなんだ」

「戦略について、すでにかなり強い意見を持っていたんだ」

「もちろん、チームやストラテジストと相談する必要はあるけど、彼らはこう言ったんだ。『OK。レースタイムで言えば、ミディアム/ハードかハード/ミディアムのどちらを選ぶかは非常に近いので、あまり問題じゃない』とね」

「でももちろんハードでスタートした場合、リスクは少し高くなる。1周目からパンクしたりすれば、当然レースは厳しくなる」

「でも僕はその賭けに出て、逆のことをしてよかったと思う。もちろん常にタイヤのケアは必要だが、そのほうが序盤で順位を上げるチャンスがあると思ったんだ」

「14周目にはすでに表彰台の位置につけていたから、それ以降は空気のきれいなところを走ることが重要で、とにかくタイヤのことを考えなければならなかった」

 フェルスタッペンがハードでスタートすることを早くから検討していたのに対し、チームメイトのペレスは、上位からのスタートではリスクが大きすぎるため、考えもしなかったという。

「ポールポジションからスタートする場合、ハードでスタートすることは、セーフティカーによってうまくいくかどうかが決まるギャンブルに近い」と彼は言う。

「当時は、ミディアムタイヤのパフォーマンスが良くないとは誰も思っていなかったと思う。ミディアムがどれだけ弱いタイヤなのか、誰も気づいていなかったんだ。何周か走って初めてそれに気づいたんだ」

 もしハードタイヤでスタートしていたら勝てたのか、と問われたペレスは次のように答えた。

「タイヤがどうなっていたかはわからないから、答えを出すのは難しいと思う」

「確かに、ミディアムコンパウンドで走る時間が短ければ、シンプルにもっと良くなっていたかもしれないね」

 

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