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フェルスタッペン、FIA年間表彰式でF1チャンピオンの杯受け取る。レッドブル代表とFIA会長は受賞スピーチでひと悶着?

イタリア・ボローニャで開催されたFIA年間表彰式で、今季のF1でF1世界チャンピオンに輝いたレッドブルのマックス・フェルスタッペンにトロフィーが授与された。

Max Verstappen, FIA F1 Champion, Mohammed Ben Sulayem, FIA President

写真:: FIA

 イタリア・ボローニャでFIAの年間表彰式が行なわれ、各カテゴリーで2022年にチャンピオンを獲得したドライバーやチームなどがトロフィーを受け取った。

 F1からは今季のドライバーズタイトルを獲得したレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが、FIAのモハメド・ベン・スレイエム会長からチャンピオントロフィーを受け取った。

 トロフィーを受け取る前に行なわれたFIA記者会見で、フェルスタッペンは2021年に獲った初タイトルとは「全く異なる」気持ちだとして、次のように続けた。

「人生において、人はある特定の目標を目指すモノだ。僕にとっては、それがF1での世界チャンピオンだった」

「初戴冠を達成するというのは、常にとても感動的なモノだ。でも、今年は全く違ったね」

「僕らは今年、もっと競争力があったと思う。チーム全体としてのパフォーマンスが発揮され、ドライバーズ&コンストラクターズタイトルで勝つことができたと思う」

「チームとして多くの勝利を手にすることができた。今年の方が良かったし、やりがいがあったと言える。でも、初タイトルはいつだって感動的なモノだよ」

Max Verstappen, FIA Formula 1 Champion, Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, Mohammed Ben Sulayem, FIA President

Max Verstappen, FIA Formula 1 Champion, Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, Mohammed Ben Sulayem, FIA President

Photo by: FIA

 また、2022年シーズンにF1コンストラクターズタイトルを獲得したレッドブル・レーシングに対しては、ベン・スレイエムとF1のステファノ・ドメニカリCEOからチーム代表のクリスチャン・ホーナーにトロフィーが授与された。

 ホーナーは受賞スピーチの中で、10月末に亡くなったレッドブル・グループの創設者ディートリッヒ・マテシッツに捧げる言葉を口にした。

「ありがたいことに彼はマックスがチャンピオンになる瞬間を目にできたのだ。日本ではポイント面で少し混乱があったがね」

 そうホーナーは言う。

「でもありがたいことに、マックスは早い段階で勝ってくれたから、彼はそれを目にできたのだ。そしてその翌週、彼が亡くなった次の日に、我々はこの(コンストラクターズ)トロフィーを手にすることができた。とても特別なことだね」

 ホーナーが言う日本GP混乱とは、2021年ベルギーGPでの失態を受けて、雨天時のレース短縮に関するレギュレーションが書き換えられた結果、レース走行距離の半分強しか周回していないのにも関わらず、入賞者にフルポイントが与えられたというモノだ。

 チェッカー後、フェラーリのシャルル・ルクレールにペナルティが科されたことで、フェルスタッペンは2度目のチャンピオン獲得を知らされることとなったが、舞台となった鈴鹿サーキットのパドック中が混乱の渦に陥った。

 なお、FIAには既にレギュレーションの見直しを行なっており、抜け穴を塞ぐことを検討する方針を明らかにしている。

Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, Mohammed Ben Sulayem, FIA President

Christian Horner, Team Principal, Red Bull Racing, Mohammed Ben Sulayem, FIA President

Photo by: FIA

【Live配信】FIA 2022年度年間表彰式

 ホーナーのコメントを受けて、ベン・スレイエムは次のように返答した。

「クリスチャン、まずマニュファクチャラーであれマックスであれ、君はタイトルに値する。また君はディートリッヒについて語ったが、私自身、最後にレースを行なった時はレッドブルのスポンサーシップでドライブしていた」

「そして、君は日本のことについて語ったモノが議論の的になっていると言ったが、それは違う。ポイントのことでFIAは非難されたが、ルールを作ったのはFIAではなくチームだ。我々はそれを履行していたのだ」

 そこでドメニカリは「OK、ふたり共……話を戻そう」と口を挟んだが、ベン・スレイエムは話し続けた。

「私にとっては、FIAに関しては非常に明確なことだった。だから、どうもありがとう」

「(ホーナーの)言う通り、彼らは勝利に値するし、勝利した人みんながそれに値する。それが決まりだ」

「だから良くやったと、私は率直に思っている。さらなる勝利に関してもね」

 なお、”ファンカー”ことブラバム『BT46B』や16戦中15勝を記録したマクラーレン『MP4/4』などを設計し、近年はロードカーのデザインを行なうゴードン・マレーには、レースカーとロードカーのデザインにおける貢献が認められ、初代FIA会長イノベーションメダルが贈られた。

 
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