第1スティントで勝負アリ! 圧勝のフェルスタッペン「タイヤマネジメントに集中することができた」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、バーレーンGPのオープニングスティントが開幕戦での圧勝の土台となったと評価している。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1開幕戦バーレーンGPをポールポジションから圧勝。チームメイトのセルジオ・ペレスにも11.9秒差をつける、まさに一人旅でチャンピオン3連覇を目指すシーズンのスタートを切った。
フェルスタッペンはスタート直後からリードを広げていった。フェラーリのシャルル・ルクレールが新品のソフトタイヤを履いてスタートし2番手に浮上していたにも関わらず、フェルスタッペンは2周目が終わった時点でそのルクレールに対して1.8秒のリードを築き、ルクレールをDRS圏内に入れることなくレースを進めたのだ。
フェルスタッペンはこの第1スティントが好調だったことで、タイヤのマネジメントに集中することができたと語った。
「最初のスティントは、ギャップを作ることができたのでとても良かった」
「そこから先は、タイヤのケアに専念することになった。レース後半に何が起こるか分からないからだ」
「僕たちは、正しいタイヤを使っていることや、コンディションを確認したかっただけなんだ」
フェルスタッペンの完璧なレースに不安な点があったとすれば、シフトダウン時にリヤアクスルがロックしてしまうと訴えたことだった。しかし、ステアリングホイールのセッティングを変更することで、マシンは”戦える”状態に戻ったようだ。
この不具合について、フェルスタッペンは「大したことないよ」と語った。
「本当に小さなことだったんだ。常に微調整をしたいから、簡単に解決できた」
一方、2位になったペレスはスタートでルクレールに交わされたことがフェルスタッペンに挑戦できなかった決定的な要因だとして、スタート出遅れを嘆いた。
「あのスタートのせいで、僕は優勝争いから外れてしまったんだ。ダメージを最小限に抑え、2位でフィニッシュすることが今日の僕にできる最大限のことだった」
「長いシーズンだ。セッションごとに(フェルスタッペンに)近づいていると思う」
ペレスは、フェルスタッペンに対して今シーズンは「確実に」勝負を挑むことができると考え、次のように付け加えた。
「クルマのフィーリングはいいし、強力なパッケージもある。自分のベストを尽くすよ」
レッドブルは昨年、17勝をマークするという凄まじいシーズンを送ったが、開幕戦バーレーンGPでは燃料システムの不具合によるダブルリタイアを喫していた。
ペレスは「素晴らしいスタートだ。1年前、ここでどんな風にスタートしたか振り返ってみると、本当にナイスだ」と語った。
「チームとして、良いカムバックを遂げることができた。冬の間、僕たちは本当によく働いていた。だから、全員が開幕戦を楽しんでいるのを見るのは素晴らしいことだ」
「僕たちは強力なパッケージを持っている。今日は2台とも最後まで走りきることが重要だったんだ」
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