F1 オーストリアGP

F1オーストリアGPでポールのフェルスタッペン、ピットレーン出口を“超スロー走行”も処分はなし

マックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGP予選でのスロー走行で調査対象となっていたが、処分を免れた。

Pole man Max Verstappen, Red Bull Racing, in Parc Ferme after Qualifying

Pole man Max Verstappen, Red Bull Racing, in Parc Ferme after Qualifying

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1オーストリアGPの予選では、ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が最終アタックに向かう際に不必要なスロー走行を行なったとして審議が行なわれていたが、お咎めなしという裁定が出た。

 チームの地元レースでポールを獲得してみせたフェルスタッペンだが、最終アタックに向かう前のピットレーンで、非常にゆっくりとした速度で走行した。F1競技規則の第33.4条では、「車両はいかなる時にも、不必要に速度を落とし不安定な走行、あるいは他のドライバーまたはそれ以外の人に危険を及ぼす可能性があるとみなされる方法で運転できない」とされているが、これに抵触する可能性があった。

 こういったスロー走行は昨年から議論の的となっていたため、FIAとドライバーたちは、予選のアウトラップ中に他車とのギャップを築こうとして速いマシンの妨げになるくらいであれば、ピットレーンでスロー走行、あるいは停車する方がいいと非公式に合意している。

 ただフェルスタッペンは、ピットレーン出口のラインを通過する段階でも非常にゆっくりと走行していたようだ。そのためスチュワードは、「この種のインシデントは状況次第では他のドライバーのラップタイム計測を妨害してしまう可能性がある。スチュワードは予選中の最大のギャップタイムの設定を検討するよう勧告した」としている。

 オンボード映像やタイミングデータによる検証の結果、スチュワードは「1号車(フェルスタッペン)がピット出口でスロー走行し、前のマシンと約14秒ものギャップを築いたにもかかわらず、この一件は他のマシンのラップタイム計測に直接影響を与えることはなかった」として、特に処分を下さないことを決定した。

 また今週末はスプリント予選のSQ3でも、エステバン・オコン(アルピーヌ)のスロー走行により後続のピエール・ガスリー(アルピーヌ)とセルジオ・ペレス(レッドブル)がアタックできるかどうか危うくなるという一件があった。しかしこの件については調査されることもなかった。その他にも、フェルスタッペンと同じような行動をとったドライバーも決して少なくない。

 また、メルセデスのルイス・ハミルトンはQ3でピットガレージを出た際にジャッキとエキゾースト・エクストラクターをピットレーンまで引きずってしまったため、5000ユーロ(約86万円)の罰金が科されている。FIAの公示によると「スチュワードは、それ以上の損傷や危険な状況を防ぐため、チームがドライバーに直ちに停止するよう伝えたことを認めている」とのことだ。

 他には、Q1でニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)がファストレーンの列に割り込んだことについては戒告処分となっている。

 

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