フェルスタッペン、次戦サウジアラビアでは状況が変わると予想「もっとレースペースが近くなる」

　F1開幕戦バーレーンGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが圧勝したが、彼は次戦サウジアラビアGPではもっと差が縮まると考えている。

　レッドブルのあまりの圧勝具合に、ジョージ・ラッセル（メルセデス）は今季レッドブルが全戦全勝を果たすのではないかと懸念しているほどだ。

　しかしフェルスタッペンは「サウジアラビアは（バーレーンとは）かなり違う」と気を緩めていない。

「ストレートや高速コーナーが多く、デグラデーションも少ない。だからジェッダではレースペースがもっと近くなると思う」

　ストレートを低中速コーナーで繋いだようなレイアウトで、タイヤへの攻撃性が高い路面のバーレーンでは、立ち上がり加速とタイヤマネジメントで優れるレッドブルが大きなアドバンテージを持っていた。

　しかしサウジアラビアGPが開催されるジェッダ市街地コースは路面がスムーズで、より高速なレイアウトとなっている。

「ジェッダはまたかなり違うものになりそうだ」とフェルスタッペンは言う。

「僕らのクルマは高速にかなり強そうだけど、フェラーリはストレートでかなり速いと思うし、ジェッダではもちろん、それはとてもいいことなんだ」

「時間が解決してくれるだろう。（今は）判断が難しい。僕たちはこのクルマをバーレーンでしか走らせていないから、様子を見るしかない」

「もちろん、可能な限りベストな状態で現地入りするつもりだし、（サウジアラビアでの）フリー走行を通じて、自分たちの位置が正確にわかるだろう」