プライベートジェットへのシミュレータ設置は”マルコの誤解”。フェルスタッペン「流石に無茶」と一笑に付す
2度のF1世界王者であるマックス・フェルスタッペンは、プライベートジェットにレーシングシミュレータを導入しているというヘルムート・マルコの発言は誤解だと一笑に付した。
レッドブルでモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2度のF1世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が自身のプライベートジェットにレーシングシミュレータを導入したという発言は誤解だと否定している。
マルコは最近のTVインタビューの中で、フェルスタッペンのバーチャル・ル・マン24時間レースへの参戦と可能な限りドライブし続ける彼の献身について語る中、そういった主張を展開した。
フェルスタッペンがプライベートジェットにシミュレータを導入したという話はその後大きく報じられたが、フェルスタッペンが2022年にマルコへ実際伝えたのは、2023年シーズンのヨーロッパラウンドの中で使用する新たなモーターホームにシミュレータを設置するということだったようだ。
「そう言ったのはヘルムートだったと思うけど、彼は誤解している」とフェルスタッペンは言う。
「僕は昨年彼に伝えてあるからね。F1レースでヨーロッパを旅するために新たなモーターホームを作っているんだけど、(F1から)夕方に戻ってきても走り続けられるから、そこに設置すると言ったんだ」
「その理由は、好きだから。ある意味僕の趣味みたいなモノだし、常に意識していられるからね」
「それで彼は誤解して、飛行機だと言ったんだと思う! 僕の飛行機には取り付けない。それはちょっと無茶だと思うよ」
Daniel Ricciardo, McLaren
Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images
こうした噂話は、2023年からサードドライバーとしてレッドブル陣営に帰ってきたダニエル・リカルドにも。先日Redditにマクラーレンの市販車を運転するオスカー・ピアストリの写真が公開され、投稿主は助手席にマクラーレンでの前任者となるリカルドが座っていると主張した。
この写真はその後、Daily Mailをはじめとするメディアを通じて、リカルドがマクラーレンから放出されても、若い同郷のピアストリと友情を育んでいると報じられた。
しかし当のリカルドは、写真に自分は写っておらず、オフシーズン中にピアストリとは直接会っていないと主張している。
「はっきり言うと、あれはミームだよ」とリカルドは言う。
「彼は僕と似たような人と一緒にマクラーレンに乗っていたから、みんなが『ダニエルがオスカーにドライビングのコツを教えているぞ』とかそんな風に思ったんだろうね!」
「でもあれは僕じゃないし、直接会ってもない。昨年の暮れに少し話をした程度だよ」
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