F1 モナコGP
6位大敗フェルスタッペン「こんなのレースじゃない」と、極度な”タイヤマネジメント”が求められたモナコGPに落胆
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、今年のモナコGPについて「退屈だった」と語り、「こんなのレースじゃない」と憤慨した。
Haydn Cobb Ronald Vording
編集: 2024/05/27 2:10
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F1モナコGPを6位で終えたレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、各車我慢を強いられたレースを「こんなのレースじゃない」と憤慨。抜きにくいコースレイアウトについては仕方ないとしながらも、改善するために意見を求められれば、コースレイアウトの変更などの策を検討するつもりだと語った。
今年のモナコGPは、レーススタート直後にレッドブルのセルジオ・ペレスとハース2台による大クラッシュが発生したことで、いきなり赤旗中断となった。このタイミングでタイヤ交換義務(タイヤ2スペック使用義務)を消化できるため、生き残った16台中15台のマシンがここでタイヤを交換。フィニッシュまで走り切ることを目指した。
しかし77周を通常通りのペースで走り切るのは不可能。そのため、先頭のシャルル・ルクレール(フェラーリ)以下全車が、本来よりも5秒ほどペースを落として走行。タイヤを労わることに徹した。
結局上位10台は、スタート時と変わらぬ順位のままチェッカーを迎えた。フェルスタッペンも、6番手スタートから6位となった。
そんなフェルスタッペンは、トップ10の中で2ストップを選んだ数少ないドライバーのひとり。入賞したマシンの中で2ストップしたのは、フェルスタッペンの他にはルイス・ハミルトン(メルセデス/7位)のみだった。
フェルスタッペンは後続のハミルトンがピットストップしたため、ポジションを落とさずにタイヤを交換できるチャンスが生まれた。これを活かして新しいタイヤを履き、ステイアウトを選択したジョージ・ラッセル(メルセデス)に迫ったものの、ついにオーバーテイクすることは叶わず。表彰台すら獲得できなかった。
「レッドフラッグの時、全員がタイヤ交換を済ませてしまった。僕らは最後までミディアムタイヤを履かなければいけなくなってしまったので、戦略は台無しになってしまった。つまり、大幅にペースをセーブしなければいけなかったんだ」
そうフェルスタッペンは語った。
「僕はただ、ジョージを追いかけていただけだ。そしてタイヤをマネジメントするため、ペースを大幅に落としていた。もちろんそれはとても退屈なことだった。ストレートではスロットルを半分くらいしか開けず、通常よりも高いギヤで走った。ペースは4秒ほど落としていたよ。それは本当の意味でのレースじゃない」
しかしフェルスタッペンは、モンテカルロ市街地コースのレイアウト的に仕方のない部分もあると認めつつ、レイアウトを少し変えるだけでもっと面白いレースが繰り広げられるようになるはずだと語った。
「可能性があるのなら、いくつかのことを変えてみたいと思う」
そうフェルスタッペンは語った。
「その方が、興奮の度合いが高まるだろうからね」
「モナコの週末は、全体的にとても素晴らしい。でも、残念ながら日曜日だけは少し退屈だ。それでも、景色は素晴らしいんだけどね。もう少し良いレースができる方法が見つかるなら、そうしない手はない。それが好ましい解決策だ」
「(それはレイアウトの変更かという問いについては)イエスだ。現時点ではオーバーテイクできないからね。もし(コースレイアウトの変更について)意見を求められたら、何が可能か検討してみる。どの部分を通れるのかということにもよるけどね」
今回のレッドブルは、フェラーリやマクラーレンの前に完敗。しかもペレスが無得点に終わったため、レッドブルとフェラーリの獲得ポイント差は24まで縮まることになった。
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