フェルスタッペン、ムジェロは現地で”予習済み”「イタリアGPより良いレースになるはず!」
マックス・フェルスタッペンは、トスカーナGPがレッドブルにとって良いものになると期待しており、「イタリアGPより悪くはならない」と語った。

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1第9戦トスカーナGPが、前戦イタリアGPよりも良いものになることを期待している。
低ダウンフォース仕様のパッケージで挑んだ前戦イタリアGPでは苦戦したレッドブルだったが、高速サーキットながらある程度ダウンフォースをつけて走るムジェロでは、メルセデスに最も近い挑戦者という立場に戻ることができるとフェルスタッペンは考えている。
「モンツァよりも悪くなることはないと思う!」
そうフェルスタッペンは話した。
「もっと良くなって、メルセデスの後ろのまともな場所に戻るはずだと感じている」
「もちろん新しいトラックなので、最初にクルマのセットアップを確認する必要がある。いくつか変更をしなくてはいけないだろう。でも全体的には前向きな週末を過ごせると確信している」
フェルスタッペンにとって、イタリアGPは今季最も苦戦した週末だったと言える。パワーユニットのオーバーヒートでリタイアするまで、彼は中団争いから抜け出すことができず、苦しい戦いを強いられていた。
イタリアGPでは何が悪かったのかと訊かれ、フェルスタッペンは次のように答えた。
「まず第一にスピードが足りなかった。予選はトリッキーになると分かっていたけど、5番手だった」
「それから、オーバーヒートの影響でスタートがうまくいかなかった。最初のラップは元気が良かったけど、リスクを負いたくなかったからプッシュしなかった。7番手か8番手にいたと思う」
「その後僕たちはDRSトレインに詰まることになった。できることはあまりなかったけど、僕はついていこうとしていた」
「もちろん、目の前にバルテリ(ボッタス)がいた。それはもちろん最速のクルマだから、近くにいるのも本当に大変だった。そしてセーフティカーが出たけど、ピットレーンがクローズされていてピットインすることができなかった」
「それから、前のクルマ(ランス・ストロール)が赤旗でタイヤを変えることが許されるなど、その時点まで全てが基本的にうまくいかなかった。2度目のスタートでもエンジンがオーバーヒートしていて、僕はリタイアしなければならなかった」
他の多くのドライバーと同じく、フェルスタッペンはF1マシンでムジェロをドライブしたことがないが、彼は事前にムジェロを訪れ、GTマシンで1日走行を行なったという。
彼はシミュレーターで試すよりも、実際に走ってみる方がトラックを学ぶ上で役に立つと考えていると話した。
「僕はドライブするために数週間前にここを訪れた。それまで来たことがなかったからね。それがトラックを学ぶために最良の方法だと思う。シミュレーターでドライブすることもできるけど、それはやっていない」
「もちろんクルマは(F1より)遅いけど、それでも楽しかったよ。重要なのは少し先を行くことができるということだ。もちろん、中にはここでレースをしたことがあるドライバーもいることは分かっているけどね」
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