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信頼性が巨人レッドブルのアキレス腱。フェルスタッペン、二冠に黄色信号?「明確な解決策がない」と不安視

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1 2022年シーズン第3戦オーストラリアGPで今季2度目のリタイア。シーズン序盤からチームに相次ぐ信頼性トラブルについて、「明確な解決策はない」と明かしている。

Max Verstappen, Red Bull Racing, retires from the race and a marshal assists with a fire

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、シーズン序盤から相次ぐ信頼性トラブルに「明確な解決策はない」と語った。

 フェルスタッペンは、F1 2022年シーズンの第3戦オーストラリアGP決勝レース終盤で、2番手走行中に燃料システムのトラブルによりリタイア。開幕戦バーレーンGPに続き今季2度目のリタイアにより、現チャンピオンはシーズン序盤のタイトル争いで大きく後れを取ることとなった。

 フェルスタッペンは第2戦サウジアラビアGPでの勝利で獲得した25ポイントで現在、ドライバーズランキング6番手。開幕戦と第3戦を制したフェラーリのシャルル・ルクレールがそこから46ポイント差で単独首位に立っている。

 フェルスタッペンはレース後、相次ぐ信頼性トラブルは「受け入れられるモノではない」として、チームには「取り組むべきことがたくさんある」とメディアに対して不満を吐露していた。

「もう家に帰るよ」とフェルスタッペンは開口一番に語った。

「家に戻ってから、チームと話し合いをするよ」

「今日のことは忘れて、明日の朝起きた時には次のレースのことに集中しているようにするんだ」

「でも、明確な解決策があるわけでもなさそうだ。僕らは信頼性を向上させるため、懸命な努力が必要なんだ」

【動画】フェルスタッペン、痛恨の今季2回目のリタイア|F1オーストラリアGP

 フェルスタッペンはバーレーンとサウジアラビアではルクレールとの一騎打ちを演じたが、オーストラリアでは全く歯が立たず、ルクレールに“グランドスラム”達成を許した。

 ルクレールは予選でも2番手タイムのフェルスタッペンから0.3秒近い差をつけてポールポジションを獲得。決勝レースではフェルスタッペンがリタイアした後2位に入ったチームメイトであるセルジオ・ペレスから20秒の差をつけて勝利を挙げた。

 フェルスタッペンは週末を通してマシンバランスに苦戦しており、ルクレールに追いすがることは難しかったと語る。

「バランスで僕はとても苦戦している。当たり外れが大きすぎるよ」とフェルスタッペンは言う。

Before his retirement Max Verstappen was powerless against Ferrari's Charles Leclerc

Before his retirement Max Verstappen was powerless against Ferrari's Charles Leclerc

Photo by: Steve Etherington / Motorsport Images

「タイヤデグラデーション(性能劣化)が酷かった。僕らが正しいウィンドウにいなかったというのは分かるだろう」

「それでも2番手だ。でもね、タイトル争いをしたいのならフェラーリよりも前にいる必要があるんだ。彼らは僕らよりももっと多くの点で秀でている」

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はレース後、コースコンディションとタイヤの要求を見誤ったことで、フェラーリとの戦いでチームは「完全にマシンセットアップを外した」と語った。

「金曜日の時点で我々が確認したことは、レースではリアが厳しくなるだろうということだ」とホーナーは言う。

「リヤタイヤにはものすごいグレイニングが出ていたし、路面のラバーと路面温度の組み合わせが、真逆のトラブルを引き起こしていた。金曜日から予想していた問題を解決しようとした結果、フロントが非常に厳しいマシンになってしまったのだ」

「それでマシンのバランスが崩れてしまったのだと思う。ミディアムタイヤのグレイニングが酷くなってしまったのだ」

「ハードタイヤでは、実はそれほど悪くなかった。ただ、マックスの真のペースを見ることはできなかった」

 
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