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本人も驚きの完勝でメルセデスに土。「今年初めてチャンスを感じた」とフェルスタッペン

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1 70周年記念GPでメルセデスを倒して勝利できたことに驚いており、「まさか勝てるとは思わなかった」とコメントした。

Race winner Max Verstappen, Red Bull Racing celebrates in Parc Ferme

Race winner Max Verstappen, Red Bull Racing celebrates in Parc Ferme

Andy Hone / Motorsport Images

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、抜群のタイヤ戦略とタイヤマネジメントでF1第5戦F1 70周年記念GPに優勝。メルセデスに今季初めて土をつけた。

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 4番グリッドのフェルスタッペンは上位陣でただひとりハードタイヤを履いてレースをスタートし、すぐさま3番手に。1段階柔らかいミディアムタイヤを履いている前のメルセデス2台よりも良いペースを刻んだ。メルセデス勢がピットインしてハードタイヤに替えた後もフェルスタッペンの優位性は変わらず。フェルスタッペンは26周目に最初のピットインを行なうと、ピットアウト直後にバルテリ・ボッタス(メルセデス)をオーバーテイクしてトップに立った。

 その後フェルスタッペンは32周目、ボッタスと同時に2度目のピットイン。ボッタスの前を堅守した。ステイアウトして首位に立ったルイス・ハミルトンには1ストップでレースを終える可能性もあったが、タイヤに苦しんだあまりフェルスタッペンに抵抗する力は残っておらず……結局フェルスタッペンに8秒差まで迫られた残り12周というところでピットインした。

 この結果、フェルスタッペンは見事トップチェッカー。2位以下に10秒以上の差をつける完勝を収めた。フェルスタッペンはレース後、まさか自分たちがメルセデスの2台を破って勝利できるとは思っていなかったと語った。

「まさか勝てるとは思っていなかったよ」

 そうフェルスタッペンは語った。

「でも最初のスティントを終えた段階で、タイヤの状態が非常に良いと思った。もちろん、その時点ではメルセデスがハードタイヤでどうなのか分からなかったけどね」

「僕たちのマシンはかなりペースが良かったし、タイヤの問題は全くなかったので、プッシュし続けた。ここで勝てるなんて信じられない結果だ」

「良い1日になった。全てがうまくいったし、正しい戦略を採れた。全部スムーズにいったよ。勝てて本当に嬉しい」

 フェルスタッペンはレース序盤で3番手に立つと、前を行くメルセデスの2台に早い段階からプレッシャーをかけていた。それに対してレッドブルが、タイヤを気遣うように無線で指示を飛ばしたが、フェルスタッペンはすかさず「これがメルセデスに近付く唯一のチャンスなんだ。ただ後ろでおばあちゃんみたいに突っ立ってちゃダメなんだ!」と返答した。

 これに関してフェルスタッペンはレース後、言葉通りメルセデスに追いつくチャンスを感じていたと言い、その好機を逃したくはなかったのだと説明した。

「僕たちは(今シーズン)これまで、彼らにプレッシャーをかけるチャンスが全くなかった。でも僕たちは今回、彼らに接近できているのが分かった」とフェルスタッペンは言う。 

「だからプレッシャーをかけようとした。そうしたら彼らはピットインせざるを得なくなったし、そこからは自分たちのペースで走ることができた。基本的にはそのアドバンテージを最後まで維持できたんだ」

 この結果によりフェルスタッペンはドライバーズランキングでボッタスを逆転して2番手に。首位ハミルトンとの点差を30点に縮めた。

 1週間後にはカタルニア・サーキットでスペインGPが開催されるが、ここでの勝算を聞かれたフェルスタッペンは「分からない」としつつ、さらにこう続けた。

「僕たちはソフトタイヤを使う必要がある。僕たちのマシンにはそれが合っているように思う」

「でも、またバルセロナに行ってみないと分からない。とにかく今は勝てたことに満足している」

 

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