ホーナー、”成熟”したフェルスタッペンを称賛「彼は昨年のモナコからギヤを上げた」

シェア
コメント
ホーナー、”成熟”したフェルスタッペンを称賛「彼は昨年のモナコからギヤを上げた」
執筆:
協力: Christian Nimmervoll
2019/05/15 5:13

レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナーは、マックス・フェルスタッペンのF1におけるパフォーマンスが、昨年のモナコGP後に“ギヤを1段上げて”以来、驚異的なものになっていると考えている。

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1スペインGPでフェラーリの2台を従えて3位表彰台を獲得し、ドライバーズランキングでもメルセデスの2台に次ぐ3位につけている。

 弱冠21歳のフェルスタッペンは、昨年のモナコGPのフリー走行でクラッシュを喫するというミスを犯して以降、高いパフォーマンスを維持している。レッドブルに昇格した2016年スペインGPから昨年のモナコGPまでの約2年間で、彼は12度の表彰台を獲得しているが、それ以降、今回のスペインGPまでの約1年間で同数の表彰台を獲得しており、およそ2倍のペースでポディウムに登っていることとなる。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、近年のフェルスタッペンの成長に関して、motorsport.comに次のように語った。

「昨年のモナコ以来、彼はギヤを1段上げ、驚異的なパフォーマンスを発揮するようになった。そしてマシンからあらゆるパフォーマンスを引き出した」

「彼のレースはとても力強い。(スペインGPの)最初のコーナーでは本当に賢明だったし、その後ターン3のアウト側からセバスチャン(ベッテル/フェラーリ)をパスしたのは非常に勇敢だった」

「彼はその成熟度と落ち着き、そして安定感をマシンの中で見せつけていると思う。彼は(スペインGPで)コンマ1秒の争いを毎周していたが、それは特筆すべきものだった」

 現在、メルセデスのルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは開幕から5戦連続ワンツーフィニッシュという支配的なリザルトを残しており、既にポイントランキングで大きな差をつくりあげている。フェルスタッペンやベッテルが、表彰台に残された最後の1枠を争っているという状況だ。

 今季、安定感を見せているフェルスタッペンだが、メルセデスの2台が圧倒的な成績を収めていることもまた事実であり、彼のランキング3位という位置は、ある意味では“ベスト・オブ・ザ・レスト”であると言える。そのため、彼が今季、初のタイトルに挑むチャンスはほとんどないように見える。

 しかしながら、フェルスタッペンがかつて所属したトロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、仮にレッドブルがメルセデスと張り合えていればチャンピオンを勝ち取れる程、フェルスタッペンは成長していると感じている。

「彼は常に壁を突き破ってはいけないことを理解した」とトストは語った。

「今や彼は、全てが揃った時にはワールドチャンピオンを争えるレベルにまで達した」

「彼はまた、極めて不安定な状態にあっても、巧みで素晴らしいオーバーテイクを見せる」

「このように本当に成熟しているので、今の彼はワールドチャンピオンを争うことができる」

 フェルスタッペンは今季、トロロッソから昇格したばかりで経験の浅いピエール・ガスリーがチームメイトにいるため、チームリーダーとしての役割も果たしている。また、昨年までチームメイトだったダニエル・リカルドはルノーへと移籍したが、トストはフェルスタッペンの成長がリカルドが移籍を決めた重要な要因だったと考えている。

「マックスは現在、最速のドライバーのひとりだ」

「リカルドが去った理由のひとつに、確実にマックスの存在があると思う。なぜなら彼はこう考えたからだ。『もう簡単には彼(フェルスタッペン)を倒せないだろう』とね」

Additional reporting by Jonathan Noble

次の記事
メルセデス代表、ハミルトンと「フェラーリ移籍の魅力」を話し合った?

前の記事

メルセデス代表、ハミルトンと「フェラーリ移籍の魅力」を話し合った?

次の記事

モナコGPのタイヤ選択が明らかに。フェラーリ、レッドブルはソフトを最多の11セット選択

モナコGPのタイヤ選択が明らかに。フェラーリ、レッドブルはソフトを最多の11セット選択
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ F1
イベント 第5戦スペインGP
ドライバー マックス フェルスタッペン 発売中
チーム レッドブル・ホンダ 発売中
執筆者 Scott Mitchell
まずは最新ニュースを読む