トルコ名物”ターン8”。フェルスタッペン「からかわれるからパッドはつけない!」

超高速で左に回り込むコーナー”ターン8”。トルコGPの舞台であるイスタンブールパーク・サーキットの名物コーナーである。ここは首に厳しいが、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは「からかわれたくない」から保護パッドは使わないと断言する。

トルコ名物”ターン8”。フェルスタッペン「からかわれるからパッドはつけない!」

 今週末に開催されるF1トルコGP。舞台はイスタンブールパーク・サーキットである。このコースには、F1でも最高のコーナーのひとつとも言われる高速の左コーナー”ターン8”が存在する。今季のF1マシンがこの名物コーナーをどうクリアしていくのか、注目が高まっている。

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 イスタンブールでの直近のF1レースは、2011年。今年は実に9年ぶりの復活ということになる。その間にF1マシンのダウンフォースレベルは大きく引き上げられたため、このターン8は完全に全開でクリアできる可能性が高い。そうなれば、ドライバーの身体にかかる負荷も相当なモノになるはずだ。

 ウイリアムズのジョージ・ラッセルは、このターン8について次のように語った。

「僕らドライバーにとっては、極めて厳しいことになるかもしれないということは分かっている」

 そうラッセルは語る。

「今のF1マシンの速度なら、ターン8は全開でクリアできるはずであり、レースでは走行時間のほぼ半分が全開になるはずだ」

「コーナーがどのくらい長かったかは思い出せないけど、4〜5Gの負荷がかかるのは間違いない。これは、45kg〜50kgの負荷が、6秒間にわたって首にかかり続けるということを意味する。相当厳しいことになるだろう」

 首にかかる厳しい負荷。この負担を和らげるために、コクピットのヘッドレストにパッドを追加するという選択肢もある。しかし、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、それを使うことはないと断言する。

 フェルスタッペンは、F3を最初にテストした時、このパッドを使ったという。これについては父親であるヨス・フェルスタッペンからからかわれたと言い、再びからかわれるのは避けたいと語るのだ。

「最初にF3のテストをしたときのことを覚えている」

 そうフェルスタッペンは語った。

「1日走った後、首をまっすぐに保っておくことができなかった。だから、パッドを入れなければいけなかったんだ。それを見た父は、僕のことを笑っていたよ」

「その日以来、僕は頭の周りにパッドを付けるのを拒否した。パットに頼るくらいなら、頭が落ちてしまった方がマシだよ。だから今週末も同じだろう」

 アレクサンダー・アルボンは、チームメイトであるフェルスタッペンのコメントは極端すぎると指摘。少しのパッドを使うことについては不安はないと語る。

「僕は、頭が落ちない方がいいな」

 アルボンは笑いながら、フェルスタッペンのコメントに続けてそう語った。

「フェルスタッペンよりも、僕の方がパッドを多く使う傾向にある」

 他のドライバーも、パッドを使うかどうかについてチームと話し合っているとは明かすものの、現時点ではパッドを追加することなく、週末を乗り切れると考えているようだ。

 例えばルノーのエステバン・オコンは、次のように語っている。

「ターン8は、かなり挑戦的なコーナーになるはずだし、たぶん首の左側が大変なことになるだろう。エンジニアからパッドが必要かどうか尋ねられた。でも僕はパッドを使わないつもり。それで試してみようと思っている」

 ルノーのダニエル・リカルドも、次のように続けた。

「僕のエンジニアも、同じ質問をしたよ。僕は彼を笑い飛ばしてしまった。だから、僕の自信が自分のことを苦しめることになるか、見てみることになるね」

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