フェルスタッペン、大量リードで夏休み迎えるも慢心なし「僕らはもっと改善するために努力を続ける」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、2022年のF1前半戦で圧倒的なリードを築いたものの、タイトルを獲得するためにはシーズン後半での不注意による取りこぼしは許されないと語った。

フェルスタッペン、大量リードで夏休み迎えるも慢心なし「僕らはもっと改善するために努力を続ける」
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 今シーズン圧倒的な成績を収め、ランキング首位を独走しているレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、タイトルを獲得するためには、シーズン後半に不注意による取りこぼしは許されないと語った。

 フェルスタッペンは先日のハンガリーGPで今季8勝目を挙げ、ドライバーズランキングで2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)との差を80ポイントに拡大。圧倒的な強さを見せてきた。

 ただこのハンガリーGPは、完璧な勝利とは程遠いものだった。予選Q3ではパワーユニットにトラブルが発生してアタックを行なうことができず、10番グリッドからのスタート。ここから追い上げを見せたが、レース中にはスピンしてポジションを落とすシーンもあった。

 そんな苦境を跳ね除けての優勝であり、その強さと速さが際立った1戦だったと言うこともできるかもしれない。しかしフェルスタッペンは、大きなリードを築いている状況でも、タイトル争いで失速する可能性に繋がるミスを避けるために、警戒を怠ってはならないと気を引き締めた。

「もちろん、素晴らしいリードを築いている」

 フェルスタッペンはハンガリーGPのレース後にそう語った。

「でも、今回の土曜日のような日を、あまり多く過ごすわけにはいかない。レース中にも、クラッチとシフトアップに小さな問題があった。ドライブは素晴らしいモノではなかったんだ」

「もちろん全体としては良い状況だ。でも僕らは仕事を続け、色々なことをもっと改善するために努力し続けている」

 シーズン序盤にはレッドブルに信頼性の問題が相次いだため、第3戦オーストラリアGPを終えた段階では、フェラーリのルクレールが46ポイントのリードを築いていた。しかしその後はフェラーリに信頼性の問題と戦略ミスが度々起きたことで、フェルスタッペンが逆転し、リードを広げていくことになった。そしてコンストラクターズランキングでも、レッドブルがフェラーリに対し、97ポイントのリードとなっている。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、現時点でのランキングは「健全な状況」に見えるとしながらも、自己満足すべきではないと気を引き締めるフェルスタッペンの発言に同意した。

「夏休みに入る上では、素晴らしい形だと思う。でも、まだまだ多くのレースが残っている」

 そうホーナー代表は語った。

「フェラーリは速いし、メルセデスも復活してくるだろう。このチャンピオンシップには、まだまだ長い道のりが残されている」

「だから我々は、どんなことも当然だとは考えていない。戦うべきレースはまだたくさんある。それらのサーキットは、いずれも特性が異なっているしね」

 1シーズンの最多勝は、ミハエル・シューマッハーとセバスチャン・ベッテルが持つ13勝。残り9戦には、フェルスタッペンによるこの最多勝記録の更新もかかっている。

 しかしフェルスタッペンはハンガリーGPを終えた段階で、このことについて特に考えていないと語った。

「そんなことできるかどうか分からない。もちろん、残りのレースでもできるだけ多くの勝利を目指して戦うつもりだけどね」

「でもそれ以上に重要なことは、チャンピオンシップでの首位を維持することだ。それが、僕らが目指すべきことだし、確実にすべきことなんだ」

 
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