フェルスタッペン、サウジアラビアGP初日がっちり首位も「バーレーンとは違って、接戦になる」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1サウジアラビアGPの初日をトップで終えたが、開幕戦バーレーンGPほど支配的なパフォーマンスではないと考えている。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1第2戦サウジアラビアGPの金曜フリー走行2セッションでトップとなったが、開幕戦バーレーンGPよりも接近した戦いになると考えている。
特にコース特性の違いからタイヤへの負荷が少ないため、ライバルたちがより大きな脅威になると彼は予想している。
フェルスタッペンは、チームメイトであるセルジオ・ペレスに0.5秒近い差をつけてFP1を首位で終えると、FP2でもトップタイムをマーク。ただ、このFP2では0.2秒差でフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)が続いている。
フェルスタッペンは、初日の走行を「ポジティブな1日だった。でも、もっとうまくやれることがたくさんあるんだ」と振り返った。
「タイヤのマネジメントが理由で、お互いに接近している。今のところ、そのせいでここではプッシュすることができないので、デグラデーションの少ないサーキットでは、ラップタイムが非常に近くなると思う。だから、バーレーンとは違うんだ」
対してアロンソは、バーレーンでも予選でレッドブルに差をつけられたこともあって、慎重な姿勢を崩していない。
「僕は、金曜日に関してはそれほど(実際のパフォーマンスを)示していないと思う」
「バーレーンでは金曜日にトップだったけど、予選では5番手だったんだ。だから予選に行くまでは分からない」
「でもテストしたいことはできた。まだ理想的なバランスではないと思うので、今夜はまだ少しグリップを追求する必要がある。でも、そうだね、ここまでは順調だ。またいいスタートが切れた」
一方のペレスは、メカニカルな問題によってマシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができなかったという。
「僕たちはクルマにちょっとした問題を抱えていたんだ」と、ペレスは説明した。
「明日はそれを解決して、もう少しペースを上げて、少なくともクルマの状態を把握できるようにしたい」
「少し一貫性に欠いていて、今日適切な予想をするのは難しいけど、全体的に僕たちは強いと思う。でも、予想通り競争力はあるみたいだ」
フェラーリやメルセデスに対しては十分な差をつけているようにも見えるが、ペレスは予選が始まれば他のチームがもっとペースを上げてくると予想。「明日はライバルチームの何人かがステップアップしてくると思う」と語った。
初日の走行を終えた段階では、開幕戦と同じくレッドブルとアストンマーチンが速さを見せているが、土曜日以降に勢力図は変わってくるのか注目だ。
Additional reporting by Adam Cooper
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