レッドブルRB16の問題点は「メディアによって誇張されていた」とフェルスタッペン
マックス・フェルスタッペンは、レッドブルの2020年F1マシン『RB16』の空力の問題は、メディアで取り上げられているよりも深刻ではなかったと主張している。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
レッドブルのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンは、特に2020年シーズン序盤、予測不可能なハンドリングとナーバスなリヤエンドを持っていたF1マシン『RB16』に苦しんでいたと考えられている。
フェルスタッペンとアルボンが共にスピンするようなシーンもあったが、シーズンが進むにつれて改善が行なわれていき、徐々に成績も上向いていった。
しかしフェルスタッペンは2020年シーズンを振り返り、チーム外で考えられていたほど、大きな問題はなかったと語った。
「メディアで、そのことがより大きく取り上げられたんだと思うよ」
RB16の特性について、フェルスタッペンはmotorsport.comにそう話した。
「僕たちは2番目に速いクルマを持っていたんだ。他にもドライブしづらいクルマがたくさんあったと思う」
「プレシーズンなどでも何度かスピンしていたんだけど、限界まで攻めたらクルマをドライブするのは簡単ではないんだ。メルセデスと比べたら僕らのクルマはちょっと難しいかもしれないけど、ウイリアムズのクルマよりは良いと思う」
「だから、メディアで言われているのはちょっと誇張されていると思う。そんな風に感じたことはないよ」
2020年シーズンはフェラーリが後退した一方、メルセデスはシャシー面とパワーユニット面で順当に進歩を遂げたため、フェルスタッペンはメルセデス勢に次ぐ3番手を走ることが多かった。
期待していたように勝利を積み重ね、タイトル争いをすることはできなかったものの、フェルスタッペンはドライビングの面で一歩前進することができたと考えている。
「(2019年よりも)より良くなっていて、より安定してきたと思う」
「ただ多くのレースでひとり旅になっていた。僕はメルセデスについていくのが好きなのにね! マシンは悪くなかったけど、もちろんメルセデスと比べて足りないところはあった」
「イライラはしていない。たまに少しだけパワーが欲しいと思う時はあるけど、それはつまり最高の結果を目指しているということだから、それはそれでいいと思っている」
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