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レッドブルのフェルスタッペン、ロシアGP予選での苦戦を覚悟「でもレースペースは良い」

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ロシアGPの予選でルノー勢を倒して3番グリッドを獲得するのは簡単ではないと考えているものの、レースペースでは競争力があると感じているようだ。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

写真:: Zak Mauger / Motorsport Images

 レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1ロシアGPを苦しい結果で終えた。FP1こそ3番手で終えたものの、FP2では7番手……しかも首位バルテリ・ボッタス(メルセデス)から1.5秒も離されてしまった。

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 ロシアGPの初日、フェルスタッペンを初め多くのドライバーがスピンやロックアップに見舞われる難しいコンディションであった。そんな中フェルスタッペンは、ソチのコースはレッドブルRB16に適したサーキットではないことを知っていたと語り、金曜日を通して様々なアプローチを試したと明かした。

「このコースが僕らにとって最適なコースではないことはわかっている。ダウンフォースのレベルをいくつか試し、どれが最も良い選択肢なのかを見極めた」

 そうフェルスタッペンは語った。

「FP2ではもうちょっとうまくできたかもしれない。でも、いくつかのことを試したんだ。うまくいったモノも、うまくいかなかったモノもある。でもこれにより、明日に向けていくつかのアイデアを手にすることができた」

 フェルスタッペンは、この日のセッションで速さを見せたルノー、特にダニエル・リカルドを警戒。予選ではこれを打ち破るのは難しそうだとしながらも、レースペースについては高い期待を抱いている。

「予選で3番手に入るのは難しいかもしれない」

 そうフェルスタッペンは語った。

「でもレースではもう少し競争力があるように見える。だから僕はそれについて満足している。でも、3番手を確実なモノにするために、やるべきことがまだもう少しある」

「まず最初に、僕らは自分自身のことを見つめ直して、適切なダウンフォースレベルを見つけ、マシンが安定することを確認しなければいけない。そうすれば予選はタイトな戦いになると思うけど、僕らは戦いには参加できると思うよ」

 フェルスタッペンのチームメイトであるアレクサンダー・アルボンは、FP2を12番手で終えた。やはり彼も、ソチはレッドブルにとって、難しいコースになることは分かっていたと語る。

「中団グループのライバルたちは、昨年と比較して大きな一歩を踏み出した。だからとてもタイトな戦いになっている」

 そうアルボンは語った。

「マシンの感触は悪くなかった。ただ、周りがとても速いだけだ。しっかりと宿題を終えて、どこに手を入れられるのか、それを見つける必要がある」

「こういうコースでは正直なところ、タイヤを労るということだけが重要。タイヤの温度が重要なんだ」

「本当に良いバランスが必要なだけだ。だからアタックランでうまくいけば、ロングランでもうまくいくはずだ。今は両方が少し欠けているんだ」

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