優勝候補一転、予選で大苦戦……フェルスタッペン「何かが完全には機能していない」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、ハンガリーGPの予選で、マシンの最適なバランスを見つけるのに苦労したことを認める。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
レッドブル・ホンダは、ハンガリーGPでメルセデスの最大のライバルになると目されていた。しかし実際には、マックス・フェルスタッペンの予選順位は7位。メルセデス、レーシングポイント、フェラーリの合計6台に先行される格好だった。しかも、ポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンからは1.4秒遅れ……予想外の大差をつけられてしまった。
金曜日の段階でフェルスタッペンは、チームには「まだやるべきことがたくさんある」と語っており、その日の夜にはレッドブルは、作業禁止時間の規則を破り、マシンのセッティングを変更するために深夜まで作業を行なった。しかしフェルスタッペンは、予選でのパフォーマンスを「期待外れ」だったと語った。
「昨年ここでは、本当にバランスが取れていた。でも何故なのかは分からないが、昨年と比べれば、今年はうまくいっていないというのは明らかだ」
フェルスタッペンはスカイスポーツ・F1にそう語った。
「しかし、週末全体がとてもトリッキーになっている。理解するのは難しいよ」
「多くのことを試したが、それでも実際にはうまくいかなかった。だから、もちろん残念な予選だったよ。チーム間のペースはとても近い。だから僕らは、レースを待ってみなきゃいけない。そして僕らは、レースを最適なタイヤでスタートできない。でも、それもどうなるのか、見てみなきゃいけないんだ」
「僕はできる限りベストを尽くし、最終的にどこにいけるのか、それを確認してみるつもりだ。でもとにかく、ここではオーバーテイクするのは難しい」
フェルスタッペンのチームメイトであるアレクサンダー・アルボンは、予選Q2で13位敗退……曰く、マシンバランスがさらに悪化したと感じているようだ。そしてその問題を解決するために、チームと話し合いを行ないたいとしている。
「今回のことは、すべてのことの組み合わせだ。確かに僕は、素晴らしいアタックをできなかった。でも正直に言って、いろいろなことの組み合わせなんだ」
「チームと膝を突き合わせて話し合い、次回に備えて準備を整えるだけだ」
「FP3では良かったんだけど、予選ではそれほどでもなかった。だから、もう少し理解する必要があると思う」
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments