ルノーに呆れるフェルスタッペン「最も遅く壊れやすいPU。受け入れられない」
ハンガリーGPをリタイアしたフェルスタッペンは、ルノーPUの信頼性と性能が足りないことに非常に怒っており、受け入れるのが難しいと語った。
写真:: Manuel Goria / Motorsport Images
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ハンガリーGPを早々にパワーユニット(PU)のトラブルによってリタイア。彼はこのトラブルに激怒しており、ルノーPUのことを”最も遅く、壊れやすい”と酷評している。
ハンガリーGPを7番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、スタートで2つポジションを上げ、フェラーリ勢とメルセデス勢の後ろ、5番手を走っていた。しかしわずかスタートから5周後にMGU-Kの問題によりマシンを止め、レースを諦めることになってしまった。
ハンガロリンクはパワー重要度の低い、テクニカルなコースということもあって、レッドブルは期待を持って今回のレースに臨んだ。だが結局ダニエル・リカルドの4位が精一杯。フェルスタッペンは、もっと良い順位が狙えたはずだと語った。
「正直なところ、全くあるべき形ではなかった」と、フェルスタッペンは『Sky Sports』にコメントした。
「僕たちはチームとして”まとも”なエンジンのために、そうであることを願って、多くのお金を払っている。だけど、それは壊れ続けている。それに僕たちはそこで最も遅かった」
「正直、現時点で受け入れるのは難しい」
フリー走行でレッドブルが示していたレースペースから考えれば、強力なスタートを切ったフェルスタッペンがメルセデスやフェラーリに挑戦することもできたはずだ。
フェルスタッペンも「マシンは大丈夫だと感じていた」と話した。
「後から(どんな結果が出せたか)言うのは常に難しいことだ。結局、前で何も起きなくても、僕たちは簡単に5位になれた。もう一度言うけど、貴重なポイントを投げ捨ててしまったんだ」
トラブルが発生した際、フェルスタッペンは無線で怒りを爆発させた。放送禁止用語を多用していたため、多くの修正が施されていたが、国際映像で世界中にそれが放送された。
「僕は無線で、とても怒っていた。たくさん修正されていたと思うけど、それが残念だ。放送が許されていたら、もっと良かっただろう」
彼はすでに、今季すでに3基目のMGU-Kを使用しており、すでにレギュレーションで許容された2基を超えている。今回のトラブルにより、夏休み明けのベルギーGPでペナルティを受ける可能性がある。
しかしリタイア直後のフェルスタッペンは、あまりそれを懸念していないと主張した。
「スパでどうなるか見てみよう。僕たちはペナルティを受けなければならないかどうか、まだ分からない」
「だけど結局のところ、現時点では僕も本当に気にしていないんだ」
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