レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、カタールGP予選で黄旗無視の疑い。決勝前にスチュワードと面会へ

マックス・フェルスタッペンは、F1カタールGPの予選でダブルイエローフラッグを無視した疑いがあり、スチュワードに召喚された。

レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン、カタールGP予選で黄旗無視の疑い。決勝前にスチュワードと面会へ

 F1カタールGPの予選を2番手で終えたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だが、彼にはダブルイエローフラッグ無視の疑いがあるため、スチュワードに召喚されることになった。

 なお、フェルスタッペンとスチュワードの面談は決勝日の現地時間13時(日本時間19時)に行なわれる予定だ。

 Q3終盤でフェルスタッペンは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)のタイムを上回るべく最終アタックに入っていた。しかしその途中、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)がホームストレート上でストップしてしまった。

 ガスリーは最終コーナー手前のターン15で外側の縁石に乗ってしまい、フロントウイングを破損。その影響で右フロントタイヤもパンクした。彼はゆっくりと最終コーナーを立ち上がり、ピットウォール近くでストップしたが、その際にホームストレートではイエローフラッグが2本振られていた。

 フェルスタッペンは左手側でダブルイエローフラッグが振られている中、ホームストレートを通過してタイムをわずかに更新。しかしハミルトンのタイムを上回るには至らず、2番手に終わった。

 F1はイエローフラッグ無視に関しては非常に厳格であり、レースウィークに向けてレースディレクターのマイケル・マシが発行したイベントノートによると、ダブルイエローフラッグを確認したドライバーはアタックを放棄しなければいけないとされている。

 イベントノートには次のように記されている。

「ダブルイエローフラッグが振られている区間を通過する全てのドライバーは、大幅に減速し、すぐに方向転換もしくは停止ができる準備をしなければいけない。これらの要件を満たしているとスチュワードが判断するには、ドライバーが有効なラップタイムを出そうとしていないことが明らかである必要がある」

 ここ数戦、フリー走行や予選でダブルイエローフラッグ区間を通過したドライバーはFIAによって自動的にラップタイムが抹消されているが、今回の予選でそのような通知はなされていない。

 スロー走行するガスリーのマシンの横を通過したフェルスタッペンとバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、共にフラッグやコース上のデブリには気付いていなかったようだ。フェルスタッペンは予選後、「彼(ガスリー)がフロントウイングにダメージを負っていたことはセッション後に聞いた。僕としては全く問題なかった」と証言し、ボッタスも「僕もスチュワードからそのことを聞いただけで、イエローフラッグなどは出ていなかったと思う」と話した。

 また、メルセデスのトト・ウルフ代表もフェルスタッペンの映像を確認したというが、この問題はスチュワードに一任するとして次のように述べた。

「彼はダブルイエローフラッグが振られた区間を通過していて、コース上には止まっているマシンがいる」

「彼らは我々(ボッタス)の後ろを走行していたが、イエローフラッグが振られているところを通過した。この問題はスチュワードに委ねられている」

「この件についてはこれ以上コメントしたくない。スチュワードがこれを調査し、裁定を下す必要があると思う」

 仮にフェルスタッペンがフラッグを無視したと判断された場合、彼は最終アタックのラップタイムを抹消されるだけでなく、安全上の理由でグリッドペナルティを受ける可能性もある。

 開幕戦バーレーンでは、予選中にターン1で振られたダブルイエローフラッグを無視したとして、セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)に5グリッド降格ペナルティが言い渡されている。また2019年には、フェルスタッペンが予選中の黄旗無視によってポールポジションを失ったこともあった。

 
 
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