フェルスタッペン、ハミルトンのリヤウイングを触った理由を説明「彼らのウイングが動いているように見えたから」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1サンパウロGPの予選終了後、ルイス・ハミルトンのメルセデスのリヤウイングに触った理由について「動いている」という疑いを持っていたからだと語った。
写真:: Red Bull Racing
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1サンパウロGPの予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンに次ぐ2番手となった。しかしの予選終了直後、フェルスタッペンはハミルトン車のリヤウイングを触ったとして、審議対象となり、結果として5万ユーロ(約650万円)の罰金を科されることになった。
ハミルトンのリヤウイングを触った理由についてフェルスタッペンは、メルセデスのマシンの”フレキシブル性”を疑っていたからだと語る。
フェルスタッペンは予選終了直後、マシンから降りるとまず自分のマシンのリヤウイングを触り、その後ハミルトン車のリヤウイングを触るシーンが、ファンが撮影した動画や、他車のオンボードカメラ映像に記録されていた。
これによりフェルスタッペンは審議対象となり、前述のような罰金を言い渡された。なおハミルトンも、DRSがレギュレーション違反だと判断され、予選結果から除外されるという重い処分を受けている。
ハミルトンのリヤウイングを触った理由について尋ねられたフェルスタッペンは「僕は、確かにウイングを見ていたんだ」と語った。
「僕がやったことは、ビデオで見てもらうことができるよ。その時点で、リヤウイングがどれだけ曲がるのかということを、僕は見ていたんだ」
「FIAが調べていた、DRSとは何も関係はない」
今シーズン序盤、空気抵抗に応じて動くいわゆる”フレキシブルウイング”をいくつかのチームが使っているのではないかという疑惑が持ち上がった。これに対処するためFIAは、フランスGPから荷重検査の基準を強化した。しかし検査が強化された後も、疑念が完全に払拭されたわけではない。
フェルスタッペン曰く今回の”行動”は、このフレキシブルウイングに関連したモノだったと説明する。
「もちろん、これまでにも話し合いが行なわれてきた。でも、まだ調査すべきことがある。ある速度域では、ウイングが動いているように見えるからね」
そうフェルスタッペンは説明する。
「今シーズン初めに、高速になった時にウイングが後ろに倒れるのを防ぐため、リヤウイングに変更を加える必要があったということはご存知だろう」
「でもメルセデスは、まだウイングが後に倒れているように見えた。だから僕は、直接近付いて見てみたんだ」
フェルスタッペンに科された罰金は、前述の通り約650万円と非常に高額だ。この額についてフェルスタッペンは、FIAの担当者が「素敵な夕食と、浴びるほどのワイン」を楽しめることを望んでいると、冗談めかして語った。
「高価なワインを楽しめることを願っている。そうすれば、素晴らしいね。その夕食に、僕も招待してくれたらいいね。僕もその代金を払うよ」
「僕は自分で罰金を支払わなきゃいけない。オンラインゲームで課金する金額を減らさなきゃね」
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