フェルスタッペン、予選”エネルギー切れ”の悪影響を否定。決勝は天候悪化にも期待
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ベルギーGPの予選アタックでエネルギー切れとなった影響はなかったと考えている。


F1第7戦ベルギーGP予選で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は3番手を獲得した。アタックを終えてまもなく、フェルスタッペンはチームから、2番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)とわずか0.015秒差だったと伝えられた。
それに応えたフェルスタッペンは、無線で悔しそうに「エネルギーを使い果たすのが少し早すぎた」と明かした。
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しかし予選後、改めてエネルギーの管理について語ったフェルスタッペンは、ラップの早い段階でハイブリッドパワーを使い果たすほうが、おそらく最善だっただろうと振り返った。
「もちろん、ラップを通してエネルギーを管理しようとしているが、おそらくあれが最速のやり方だったと思う」
「最終コーナーでエネルギー不足だと、通常よりも加速していないように感じる。でもおそらく、どこか他の場所でその分のパワーを使ってるんだ」
「だから、その感触はいつも通りだ。おそらくチームに戻ってデータを見てみれば、(エネルギー管理は)最速の方法だっただろうけど、時に奇妙に感じる時がある」
メルセデス勢の間に割って入るチャンスを逃したにも関わらず、フェルスタッペンはメルセデスとのギャップが縮まったことに、とても励まされたという。
「僕たちはこのポジションを得ることを期待していた。長いストレートがあるここで、僕たちにとってそれは簡単なことではない」
「でもFP1からすぐに、クルマのバランスが良いことが分かった。それが助けになった」
「ポジティブな週末になっているので、あまり文句はない。僕が間違っていなければ、予選においてメルセデスと最も近かったんじゃないだろうか。ここのようなサーキットでそうなるとは思っていなかったので、とても満足している。予選はかなりスムーズに進んだと思う」
レッドブルはレースではメルセデス勢との差を縮める傾向にあるが、フェルスタッペンはポールポジションのルイス・ハミルトンと戦うことができるかどうかには懐疑的だ。
「ルイスとのラップタイム差を考えると、突然彼と戦うことができるようになるとは思えない」
「しかし何が起こるかは分からない。天候が変わって、誰にとっても少し難しい状況になるのを願っている。特にこのトラックで天候の変化があると、とても楽しいことになるんだ」
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