ベッテルのシートを手にするのは誰? フェルスタッペンはサインツ有利と予想
マックス・フェルスタッペンは、チームを離脱するセバスチャン・ベッテルに代わってフェラーリのシートを得るのは、カルロス・サインツJr.だと考えているようだ。
Charles Leclerc, Ferrari, Sebastien Vettel, Ferrari and Carlos Sainz, McLaren
Mark Sutton / Motorsport Images
5月12日(火)、フェラーリはセバスチャン・ベッテルとの契約を延長せず、ベッテルが今シーズン終了後にチームを去ると発表した。F1グリッドの中でも、”憧れのチーム”のシートが空いたことで、2021年に向けたシリーシーズンが幕を開けた。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、12日の夕方に行なわれたプーマのイベントで、元F1ドライバーのデビッド・クルサードとインスタグラムでのQ&Aを実施。そこでフェルスタッペンは、ベッテルのフェラーリ離脱に関して触れた。
「彼(ベッテル)がフェラーリに残るかどうか、憶測はされていたんだ。それが今日発表された。彼は残らない」
「僕はすぐに誰が後任になるのか分かると思う」
「それは間違いなく僕じゃないよ。断言できる。僕はレッドブルにいる。フェラーリに行くかどうか、何回か質問されたこともあるけど、それはない」
「それが現実だ。他の誰かがフェラーリでドライブする機会を得る。もちろん素晴らしいチームだし、次のドライバーに関して正しい決定を下すだろう。何が起こるか見てみよう」
マクラーレンのドライバーであるカルロス・サインツJr.と、ルノーのダニエル・リカルドは、次期フェラーリドライバーの有力候補だと考えられている。フェルスタッペンは、彼らふたりと同じチームでF1を戦ったことがある。
クルサードはフェルスタッペンに、フェラーリのシートはイタリア系とスペイン系、どちらのドライバーが手にすると思うか選ぶよう求めた。リカルドはオーストラリア国籍のドライバーだが、彼の両親はイタリア出身。つまりクルサードはフェルスタッペンに、リカルドとサインツJr.のどちらがフェラーリのシートに座ると思うかと聞いたわけだ。
「イタリア系になるとは思わない」とフェルスタッペンは答えた。
「結局のところ、ただの推測だ。どうなるか待つ必要がある」
現在のところ、フェラーリのシート争いはサインツJr.が主導権を握っていると考えられている。契約はまだ合意、確定はされていないが、近日中に合意・発表に至る可能性がある。
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