フェルスタッペンもペナルティの危機? パルクフェルメ違反の疑いでスチュワードに召喚される
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、パルクフェルメ規定に違反した疑いがあるとして、13日(土)の朝にスチュワードに召喚されることになった。
Max Verstappen, Red Bull Racing, waves from Parc Ferme after Qualifying
Mark Sutton / Motorsport Images
F1サンパウロGPの予選で2番手に終わったレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、パルクフェルメ規定に違反した疑いがあるとして、13日(土)の朝にスチュワードに召喚されることが決まった。
サンパウロGPの予選では、メルセデスのルイス・ハミルトンが圧倒的な速さを見せ、スプリント予選レースの”ポールポジション”を獲得した。しかしセッション後、ハミルトンのマシンのDRSは技術規定に違反した疑いがあるとして、審議対象になっている。
ハミルトンの技術規定違反が認定されれば予選結果から除外されることになり、フェルスタッペンが最前列からスプリント予選レースをスタートすることになる。しかしこのフェルスタッペンも、パルクフェルメ規定に違反した疑いがあるとして審議対象となり、13日(土)の朝9時30分にスチュワードによるヒアリングを受けることになった。
FIAの発表によれば、フェルスタッペンは「FIA国際スポーツ規則第2.5.1条に違反した疑い」があるという。
このFIA国際スポーツ規則の第2.5.1条では、以下のように規定されている。
「車両保管場所の内部へ立ち入りを許されるのは、競技役員のみである。同競技役員あるいは適用される規則による許可がない限り、いかなる作業、検査、調整、または修理を行ってはならない」
フェルスタッペンのどんな行動がこの規則に抵触した可能性があるのかは、具体的には言及されていない。しかしサンパウロGPの観客が撮影し、SNSに投稿された動画には、予選後にマシンを降りたフェルスタッペンが、自身のマシンのリヤウイングを触り、さらにその後ハミルトン車に近寄り、そのリヤウイングを触っている姿が映されている。
この結果、ハミルトンとフェルスタッペンという今季のタイトルを争うふたりのドライバーが、スチュワードから何らかの処分を受けるリスクにさらされることになったということになる。
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