メルセデス代表、フェルスタッペンは将来の王者と賞賛も「まだ成長の途中」

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メルセデス代表、フェルスタッペンは将来の王者と賞賛も「まだ成長の途中」
Adam Cooper
執筆: Adam Cooper
2018/11/19 3:05

メルセデスのウルフ代表は、フェルスタッペンにはまだ学ぶべきことがあるものの、将来的にチャンピオンになれる器だと話した。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)にはまだ学ぶべきことが残っているとしながらも、将来的には彼がチャンピオンになれる器だと確信しているようだ。

 ブラジルGPでは、フェラーリ2台とメルセデス2台をオーバーテイクするという驚異のパフォーマンスを見せたフェルスタッペン。しかし周回遅れのエステバン・オコン(フォースインディア)と接触し、勝利を逃すことになった。

 ブラジルで起きた両者の”トラック内外”での衝突について、ウルフはフェルスタッペンにはまだ学ぶべきことが残っていることを示していると語った。

 ウルフは長年フェルスタッペンのファンであり、レッドブルの育成ドライバーとなる前に彼と契約しようとしていたほどだ。

「うまくいけば、彼が将来のチャンピオンになるだろう」

 来シーズン、フェルスタッペンがどれほどの脅威になるかと訊かれたウルフはそう答えた。

「彼(フェルスタッペン)は信じられないほどの才能とスピードを持っている」

「彼に残っている綻びがなくなれば、いつかチャンピオンを取れるようなドライバーになる」

「数年後、彼は今回(ブラジルGP)の映像をみて、それが正しい行動だったかどうか、自分だけの意見を持てるようになると思う。だが、そういった流れを加速させることはできない。これは学習プロセスなのだから」

 一方ウルフは、フェルスタッペンとの接触でペナルティを受けたオコンを擁護した。オコンは、メルセデスの育成ドライバーだ。

「走行中は感情も昂ぶっているし、インシデントは不幸だったと私は思う。彼は新しいタイヤを装着していてかなり速かった。だからリードラップに戻ろうと思ったのだ。それは十分フェアな行動だ」

「そして彼らは接触した。マックスはレースをリードしていたし、エステバンはプレスから批判を浴びるよりは、クラッシュを避けたかったはずだと確信している」

 ウルフ同様、メルセデスのルイス・ハミルトンも、フェルスタッペンを抜こうとしたオコンの行動を擁護した。フェルスタッペンのスピンによりトップに立ったハミルトンは、そのままブラジルGP優勝を果たしている。

「アンラップ(レースリーダーをパスすること)してはいけないというルールはないと確信している」と、ハミルトンはmotorsport.comに話した。

「僕も以前それをやったことがある。あの時のオコンのようなポジションにいる時、失うものは何もない」

「かなり速く走れるタイヤを履いていて、前のマシンに詰まっているのだからそれを抜きたい。もし前のマシンが全力でプッシュしてないのであれば、それを乗り越えて前進しようとするだろう。実際マックスはそうしていなかったし、クルージングしてタイヤをセーブしていた」

「僕から見れば、どちらかに100%の責任はない。過失の割合は60対40くらいだと思うけど、それは誰にも分からない」

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