F1 オーストリアGP

レッドブル、FP1でのトラブル原因は油圧センサーだと説明「今回は走り出し直後からクルマが良かった」

レッドブルは、F1オーストリアGPのFP1でマックス・フェルスタッペンに発生したトラブルを説明した。

Marshals push the car of Max Verstappen, Red Bull Racing RB20, back to his garage

Marshals push the car of Max Verstappen, Red Bull Racing RB20, back to his garage

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPのスプリント予選でマクラーレン勢を退け、スプリントレースのポールポジションを獲得した。

 レッドブルのお膝元で速さを見せたフェルスタッペンだが、FP1ではホームストレートでマシンを停め、赤旗の原因となるなど、万事順調な1日だったというわけではなかった。

 モータースポーツ・アドバイザーを務めるヘルムート・マルコによると、このトラブルは縁石に激しくヒットし、油圧センサーが無効化されたことが原因だったという。

 フェルスタッペンは最終コーナーをゆっくりと立ち上がり、ピットウォール側にマシンを停めるとクラッチを切り、路面の傾斜によって徐々に後退。その後マーシャルがマシンを押して、フェルスタッペンのマシンはピットレーンに戻された。

 5分ほど中断された後にセッションは再開されたが、フェルスタッペンはすぐに復帰。トップでこのセッションを終えた。

 フェルスタッペンはカナダGPのFP2でパワーユニット(PU)トラブルに見舞われたのが記憶に新しい。この際はエネルギー回生システムに問題が発生し、エンジンにも深刻なダメージを与えたようだ。

 そのため、もし今回発生したトラブルが深刻なものであれば、フェルスタッペンはスプリント予選に参加できないだけでなく、グリッド降格ペナルティも覚悟しなければならないという状況だった。

 スプリント予選でフェルスタッペンが最速となった後、マルコはレッドブルが所有するテレビ局『ServusTV』にこの問題を説明した。

「ポールポジションを獲得できてとてもうれしい」

「最初のプラクティスセッションで、マックスはターン1で直進し、不運にもほぼ4輪でこのコブ(ソーセージ縁石)を乗り越えてしまった。それによって油圧を計測するセンサーが無効になってしまった。だからデータ的には油圧が無くなってしまったんだ」

「もちろん、エンジンをセーブするためにはオフにする必要があったが、それがピット前でだったのは幸運だった」

「それでマシンを押し戻し、ガレージまで戻すことができた。そしてセンサーを作動させずに走行を継続できたんだ。だからロスしたのはせいぜい1周か2周といったところだった」

Max Verstappen, Red Bull Racing RB20

Max Verstappen, Red Bull Racing RB20

Photo by: Zak Mauger / Motorsport Images

 フェルスタッペンが赤旗中、マーシャルに向かって後退したことについて、ペナルティを受けるリスクがあったかと尋ねると、マルコは次のように答えた。

「我々のスポーティング・ディレクターであるジョナサン・ウィートリーは、これらのルールについて非常によく理解しており、スチュワードと連絡を取り合っている」

「いずれにしても、すぐに押し戻してくれなそうだったね!」

 直近のレースでは、カナダとスペインでフェルスタッペンが勝利しているが、いずれもマクラーレンのランド・ノリスと激戦の末の勝利だった。

 ノリスとフェルスタッペンの争いはオーストリアGPのスプリント予選でも続き、わずか0.093秒差で抑えてフェルスタッペンがポールポジションを獲得した。

 マルコは、レッドブルのホームコースで最初からRB20のハンドリングを把握していたことがポールの鍵だったと振り返った。

「今回は走り出し直後からクルマも良かった」

「ここ数戦はマシンのバランスを整えるために3回の練習走行と予選を使う必要があった。それは秘密でもなんでもない。今回は走り出しからマシンのバランスが良かったし、もちろんマックスも良いラップを刻んでくれた」

 マルコは、7番手に終わったセルジオ・ペレスについても言及。ピットレーン出口でコースインを待ったあと、トラフィックに遭ったことが不運だったと語った。

「セルジオは少しアンラッキーだったね」

「(アルピーヌのエステバン)オコンが邪魔だったんだと思う。それがなければもう少し上だっただろう。だが全体的には喜ばしいスタートだ」

 

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