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フェルスタッペンの完璧アタック、レッドブル代表も「信じられない」と絶賛

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、F1ロシアGPの予選で2番手を獲得したマックス・フェルスタッペンのアタックは信じられないようなラップだったと語った。

Max Verstappen, Red Bull Racing RB16

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1第10戦ロシアGPの予選で2番手を獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、彼のアタックを信じられないようなラップだったと称賛した。

 今回の予選Q2では、決勝をミディアムタイヤでスタートするべく、メルセデスのバルテリ・ボッタスやルイス・ハミルトン、フェルスタッペンらがミディアムタイヤを履いた状態でQ2突破を目指した。

 しかし、最初のアタックでハミルトンはトラックリミット違反を犯しタイム抹消。フェルスタッペンもあまりタイムが良くなく、7番手だった。

 2回目のアタックに向け、ハミルトンは新しいミディアムタイヤ、フェルスタッペンはソフトタイヤに履き替えたが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のクラッシュによりセッションは赤旗中断となった。

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 セッション再開に向けてレッドブルはいち早く動き、フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボンの2台を先頭でコースに送り出した。ピットレーン出口でセッション再開を待った2台は、真っ先にコースインしアタックをしたが、フェルスタッペンはフィニッシュライン手前で減速。ミディアムタイヤで記録したタイムで9番手となり、Q3進出に成功しつつ、ミディアムタイヤで決勝スタートをする権利を確保した。

 ハミルトンは赤旗中断時点でノータイムだったこともあり、ソフトタイヤでQ2を突破。この結果、グリッド上位10台のうち、ボッタスとフェルスタッペンのみがミディアムタイヤでスタートすることになった。

 レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは予選を振り返り、次のように話した。

「ふたりとも、クリアなラップを刻むことが重要だったんだ」

「だからドライバーを早めに送り出し、トラフィックがないところで準備を整えてもらうことが最も重要だった」

「そしてマックスのラップを中止したことで、彼はミディアムタイヤで決勝をスタートすることができる。決断は遅かったが、適切だった。決断したのは、彼がターン18(最終コーナー)にいた時だ。あれ以上ギリギリの判断はないよ!」

 Q3では、ハミルトンが圧巻のパフォーマンスを見せつけポールポジションを獲得。フェルスタッペンは最初のアタックを終えたところでボッタスに次ぐ3番手だったが、最後のアタックで0.5秒近くタイムアップする驚異の走りでボッタスを逆転し2番手フロントロウを獲得した。

「彼はとても賢かった」と、ホーナーは語った。

「彼は、アタック中のボッタスに抜かれるのを待っていたんだ。それから彼は自分のアタックを始めた。そしてボッタスのトウ(スリップストリーム)の恩恵を受けたんだ」

「そのおかげでターン1を抜ける時に0.1秒稼いでいた。その勢いをその後も維持しなければならなかったが、それは信じられないようなラップだった。今季、彼のベストドライブのひとつだろう」

 ホーナー代表は、これまでのところ決して楽な週末ではなかったと認めた。実際、フェルスタッペンはFP1こそ3番手だったものの、FP2では7番手、FP3では6番手と順調とは言えない流れだったのだ。

「非常に不安定な感じがしていた。希望の光は見えていたが、トラフィックや赤旗、様々なアクシデントに見舞われて、1周をまとめることができていなかった。でも、マックスは誰よりも自信を持って予選に臨んでいた。そして彼はやってのけたんだ」

「アレックスは良い仕事をしてQ3に進出してくれた。しかし、残念なことにグループの最後尾(予選10番手)だった。コンマ数秒で結果は大きく変わっていたかもしれない」

 フェルスタッペンがフロントロウからスタートするのは、今季第2戦スティリアGP以来となる。ロシアGPの舞台であるソチ・オートドロームはスタートからターン2(実質的なターン1)までの距離が長く、ポールポジションの優位性がそれほど大きくない。ホーナーは、ハミルトンのトウを利用したいと話した。

「彼は(ポールに)どんどん近づいている。スパではかなり接近していたと思う」

「言うまでもなくムジェロでは、彼はコンマ数秒差だった。彼は今回も素晴らしい仕事をして、メルセデス勢の間に割って入った。もちろん、ルイスは違うタイヤでスタートする。決勝の戦略がどうなるか見ものだ」

「ルイスがまともなスタートを切って、我々がトウを得ることができれば良い。でも我々はF2のレースで、ポールシッターが良いスタートをすれば、レースをリードできることを目の当たりにしているんだ」

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