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”タイトルを獲得する”という目標を、フェラーリと達成できなかったと悔やむベッテル

今回のアブダビGP限りでフェラーリを離れることになるセバスチャン・ベッテルは、チャンピオンを獲得するという目標を掲げたものの、達成できなかったと語った。

Sebastian Vettel, Ferrari in the press conference

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 セバスチャン・ベッテルは、2015年にフェラーリに加入。しかし今シーズン限りでチームを離れ、来季からはアストンマーチン(現レーシングポイント)に移籍することになっている。

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 ベッテルがフェラーリに在籍した期間は、メルセデスが圧倒的な強さを誇っていた。そんな中でも2017年と2018年には、ルイス・ハミルトンに次ぐドライバーズランキング2位を獲得。またフェラーリのドライバーとしてはミハエル・シューマッハー(72勝)、ニキ・ラウダ(15勝)に次ぐ14勝を挙げた。

 メルセデスが支配した時代にこれだけの成績を挙げたことは、立派なことだとも言える。しかしベッテルは、チャンピオンを逃したため、十分な成績ではなかったと語る。

「何も変わらないよ」

 そうベッテルは語った。

「僕らは失敗したんだ。チャンピオンシップに勝つという野望を持っていた。でも、それを達成することができなかったから、正直な反応だと思う。大きな声で言っても変わらない」

「僕らはおそらく、歴史上最も強力なチームとドライバーの組み合わせに対峙してきた。しかし、僕らの目標はそれよりも強くなることだった。僕らはそれができなかった。それには理由があるんだ」

「僕らは良いレースしたこともあったし、悪いレースもした。そして接近戦を繰り広げたこともあったし、差をつけられたこともあった。理由はたくさんある。でも全体像を見れば、不公平ではないと思う。ただの真実だ。大声で発表しても、問題はない」

 ティフォシからの期待によるプレッシャーを感じたのが、その原因ではないと語る。

「プレッシャーがあったかどうかは分からない。でも、自分自身に対してプレッシャーをかけていると思う」

「僕には明確な使命と、勝つという目標があった」

「僕は明らかに、このチームについて愛着を持っている。マイケル(シューマッハー)が勝つのを見て、僕は育ってきた。だからこのチームに加われたことは、とても特別な瞬間だった」

「イタリアでのプレッシャーや、ファンからのプレッシャーは事実としてあると思う。でも最終的に、僕は常に自分にとって最高の期待を目標として設定してきた。それを達成できなかったのだから、最も近く、そして最も優れた審判なのは僕なんだ」

「(2018年の)ドイツGPでグラベルにハマってしまった時、ティフォシが感じた不満よりも、僕が満足できなかったレベルの方が大きいと思う」

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「でも、それは良いことだったと思う。そういうことは、全ての物事に少しばかり”ドラマ的”な要素を付け加えてくれるんだ。言い訳にするつもりはない。勝ちたいという野心があり、成功するという目標を持っているなら、それに最初に気づくのは自分自身なんだ。それは、外からのプレッシャーには依存しないと思う」

「そうは言っても、誰もが異なる。でも、僕にとってそれは押さえつけたり、妨げたりするようなことではない」

 ベッテルは、2018年ドイツGPでのクラッシュが、チームとの関係の分岐点だったわけではないと語る。

「何年にもわたって、ジェットコースターに乗ったように、多くのことが起きたと思う。でもあの一件は、その年の勢いの中では役には立たなかった。小さなミスだったが、重大な結果とペナルティをもたらした」

「しかし、2018年シーズンに間違いなく多くのことが起きたと思う。(当時フェラーリCEOだったセルジオ)マルキオンネさんが亡くなった。チーム代表もマウリツィオ(アリバベーネ)からマッティア(ビノット)へと変わった。だから多くのことについて、2018年は決定的な1年だったと思う」

「ただ、ひとつのことだけで分析できるわけではないと思う。2016年には個人的な理由から、ジェームス(アリソン)がチームを離れた。そして振り返ってみると、僕らの方がうまくやれたこと、うまくやるべきだったことがたくさんある」

「でも起きたことには全て理由があった。僕が思うに、そこから学ぶことができた。コース上の出来事からも、成長することができた」

「全体として、僕は以前よりもはるかに穏やかな気持で、そしてより良い位置にいると感じている。でも当時は確かに、それは簡単なことではなかった」

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