写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
セバスチャン・ベッテルは、新たに立ちあげたインスタグラムのアカウントで、今シーズン限りでF1から引退することを明らかにした。
2007年にBMWザウバーのドライバーとしてF1デビューしたベッテルは、翌2008年にはトロロッソからF1フル参戦し、同年のイタリアGPでキャリア初優勝。2009年からレッドブルに移籍し、2010年から4年連続でワールドチャンピオンに輝いた。
その後2015年にフェラーリに移籍し、2021年からはアストンマーチンのドライバーとしてF1を戦った。
最近では、来季以降もアストンマーチンで戦うことを示唆していたが、一転引退することを決断したようだ。
「引退の決断は、僕にとって難しいことだった。でも僕は、それについて考えることに多くの時間を費やした」
ベッテルはアストンマーチンが発表した声明にそうコメントを寄せた。
「今年の終盤には、僕は次に何に集中するべきなのかを考えるために、もう少し時間をかけたいと思っている。僕は父親として、家族ともっと多くの時間を過ごしたいと思っているのは明らかだ」
「でも今日は、さよならを言うつもりはない。全ての人にありがとうと言うべきだろう。特にファンのみなさんにはね。F1での情熱的な応援なしでは、僕は存在できなかっただろう」
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